<胸の腫瘍>「ん…このニオイってまさか?!」意識がハッキリしたまま摘出手術する感覚って?

<胸の腫瘍>「ん…このニオイってまさか?!」意識がハッキリしたまま摘出手術する感覚って?

2児の母であり、漫画家として活躍するはるたけめぐみさん。ある日の入浴時に乳房のセルフチェックを行うと、今まではなかったはずの“しこり”があることに気づきます。しばらく乳がん検診を受けていなかったはるたけさん。しこりが気になり婦人科に向かうと……?!


【あらすじ】セルフチェックで乳房にしこりを見つけ、婦人科を受診したはるたけさん。精密検査を受けたところ、腫瘍の原因は“がん”ではなく、“葉状腫瘍”であることがわかりました。葉状腫瘍は増大速度が速いこと、はるたけさんの場合サイズが大きかったこともあり、摘出手術を受けることが決定。


今回の手術は、局所麻酔&日帰りとわかり「外来の処置室でサクッと終わるだろう」と思っていました。ところが、当日を迎えると手術室に通され、思っていた以上に本格的な手術を受けることがわかり驚くのでした。

手術の感覚がわかって気持ち悪い…





※乳房葉状腫瘍とは:乳腺腫瘍の一種。良性であることがほとんどですが、悪性の場合は全身に転移する可能性があります。初期の状態は、線維腺腫とよく似ているため区別しにくいですが、葉状腫瘍は急速に巨大化する特徴があるので切除手術が必須です。

いよいよ、はるたけさんの葉状腫瘍を摘出する手術が開始。始まってしばらくすると、肉が焼けるようなニオイがしてきました……。事前に摘出手術の体験談を調べていた彼女はここでピンときます。


「あ、これって私の胸の肉が焼けているニオイだ……」


体験談にあった通りに手術が進み、恐怖しながらもどこか冷静なはるたけさん。空腹状態で手術に臨んだこともあり、不覚にも自分の胸の肉が焼ける匂いで食欲が刺激されるのでした。


ほかにも、胸の中の肉が引っ張られるような感覚もわかり、我慢できないような痛みはありませんが、違和感を覚えていました。


はるたけさんは、体験談に載っていた内容が実際に自分の身におき、本当に驚いたそう。事前に手術内容を調べていたため、覚悟して手術に臨めたと言います。それにしても、想像すると背筋がモゾモゾしてしまうような手術の内容ですね……。


医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)


※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:マンガ家・イラストレーター はるたけめぐみ

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