【野菜クイズ】食卓に春を告げる"菜の花"「花が咲く前」と「咲いた後」どっちがおいしい?【青髪のテツ】

【野菜クイズ】食卓に春を告げる"菜の花"「花が咲く前」と「咲いた後」どっちがおいしい?【青髪のテツ】

こんにちは、スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。まだまだ寒いですが、確実に春は近づいていますよ。それが証拠に「菜の花」が店頭に並び始めました♪年中食べられる野菜が多くなっていますが、菜の花はほぼ春だけしか食べられません。期間限定だからこそ、新鮮でおいしいものを選びたいですよね~。今回はそんな菜の花の賢い選び方を紹介。まずは…次のクイズにお答えください!

【青髪のテツ】カット白菜の見分け方「断面の葉が緑色なのは…じつは新鮮じゃないんです!」え、そうなの!?

Q. おいしい菜の花はさて、どっち?

①花が咲く前
②花が咲いた後



正解は…

「①花が咲く前」でした!

菜の花はまだ花が咲いていない、蕾が固く締まっている状態のものの方がおいしく食べることができます。

店頭にここまで花が咲いた商品が並ぶことはないですが、自宅に置いておくと、条件によっては花がしっかり咲きます。そうすると、栄養が花の方に取られてしまい、全体的に口当たりが悪く、苦味が強くなってしまうんです。

「苦味の強いものの方が好き」という方はそれでも良いのですが、基本的には蕾の状態のものをオススメしています。

鮮度がよくておいしい菜の花のチェックポイント

花が咲くかどうかの他に、おいしい菜の花を選ぶポイントを3つ紹介します。

①葉や茎が鮮やかな緑色

鮮度の良い菜の花を選ぶときは、葉や茎が鮮やかな緑色をしているものを選ぶといいですよ。黒ずんでいたり、黄色く変色しているものは傷んできているので避けるようにしましょう。

②茎の切り口がみずみずしい

次に茎の切り口の状態をチェックします。切り口がみずみずしいものを選びましょう。切り口が黒ずんでいたり乾燥しているものは収穫後時間が経っている証拠なので避けた方が良いです。

③切り口にスが入っていない

また、切り口に穴が開いているもの(スが入っているといいます)は繊維質が強かったり、かたいことが多いので避けるようにしましょう。

※お店でよく出回っている一般的な品種の話です。品種によっては例外がある場合があります。

青髪のテツおすすめ春レシピ!「菜の花とまぐろのサラダ」

お浸しや和え物、パスタなど様々な料理に使える菜の花ですが、以前、主婦の方に教えてもらい、とてもおいしかった菜の花レシピをここで紹介します。

材料(3~4人分)
菜の花…1パック
まぐろの柵…200g
しょうゆ…大さじ1
ゴマ油…小さじ1
わさび(チューブ)…適量
白いりゴマ…適量

作り方
1. 菜の花を30秒茹でて水にさらし、水気を切ったら食べやすい大きさに切る。

大きく育ったものは茎を60秒茹でた後、蕾をお湯に入れてさらに30秒茹でるようにすると良いです。

2. まぐろを沸騰したお湯に入れ、表面が白くなったら氷水に落とす。


3. まぐろが冷えたら、水気を切って食べやすいサイズに切る。

4. まぐろに菜の花としょうゆ、ゴマ油、わさび、白ゴマを和えたら完成。



菜の花の爽やかな苦みとまぐろのまろやかな風味が引き立てあって、ぜいたくなおつまみになります。わさびを減らせば、子どももおいしく食べられますよ!

なにより、菜の花が食卓に並ぶことで「春がきたな~」と実感することができます♪

今しか食べることができない菜の花を、ぜひこのレシピでたくさん食べてくださいね。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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