東日本大震災で被災した子どもを支援!一ノ蔵"特別純米原酒 3.11未来へつなぐバトン"

まもなく、東日本大震災の発生から12年目を迎える。今年で12回目の発売となる、宮城県の酒造メーカー・一ノ蔵がつくる「特別純米原酒 3.11未来へつなぐバトン」の出荷がスタートした。

売上金全額は、ハタチ基金への寄付にあてられる。

2012年2月より毎年寄付

同製品は、日本名門酒会加盟店、宮城県内は酒販店、百貨店などで購入できるほか、日本名門酒会HPでは「宮城県外で本品が買える店」が紹介されている。

震災直後の2012年2月より毎年、一ノ蔵は同製品の売上金全額をハタチ基金への寄付し、ハタチ基金から被災した地域の子どもたちを支援する団体へと届けている。

同製品発売の経緯

一ノ蔵のプレスリリースによると、同社蔵のある大崎市は2011年3月11日(金)東日本大震災では震度6強、4月7日(木)の最大余震では震度6弱と未曾有の大震災に遭遇した。震災直後は酒造りの見通しも立たず、社員全員が不安を抱いていた中、日本国内外から物心両面での温かい支援を受けたそう。

多くの人からの恩に少しでも報いたい、被災した者が共に手を取り、助け合いながら前に踏み出していきたいという想いから、社内で議論を重ねられた。

そんな中、被災した子どもたちが生活・進学など将来へ大きな不安を抱えている切実な問題があることを知り、本業である醸造発酵による支援プロジェクト「未来へつなぐバトン 醸造発酵で子どもたちを救おうプロジェクト」を2011年12月に発足した。

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