おむつを収納するメリットとは?
赤ちゃんが毎日使うおむつは、かさばりやすく収納するにもスペースが必要です。おむつが散らからないよう、すっきり収納するメリットを解説します。
管理しやすく育児効率化につながる
ボックスやストッカーなどのアイテムにおむつを入れることで、管理がしやすくなるのがメリットです。一緒に使うおしり拭きなどの小物をまとめて入れておけば、効率よくおむつ替えができます。
おむつ交換は1日の中で何度も行う作業なので、ストレスなく取り出せるようきれいに収納すると効果的です。収納場所が決まっていれば、時間をかけておむつを探す手間も軽減できます。
どれだけ残っているかが一目で分かるため、ストックを買い足すタイミングをつかみやすいのも便利です。必要なときに取り出せるよう、見やすく手に取りやすい場所に置くようにしましょう。
すっきり片付いて生活感も隠せる
毎日の育児が忙しく、部屋におむつを置きっぱなしにしている家庭も多いのではないでしょうか。おむつの収納場所を決めることで、リビングなどの空間がきれいに片付きます。
赤ちゃんのケアグッズが置かれたままだと、どうしても部屋に生活感が出てしまうのが難点です。おむつボックスやストッカーに入れておけば、部屋が散らかりにくくなるでしょう。
特におしゃれなデザインのものなら、そのまま部屋に置いてもインテリアの雰囲気を損ないません。家の中がすっきりして見えるのも、おむつを容器に収納するメリットといえるでしょう。
おむつ収納を選ぶ際のポイント
おむつをすっきり収納するには、容量やデザインにもこだわりましょう。生活スタイルに合わせたおむつ収納を選ぶポイントを紹介します。
おむつの収納量
おむつ収納を購入する際に、気を付けておきたいポイントは収納量です。多くのアイテムには最大何枚収納できるかが書かれているため、サイズを確認してから選びましょう。
1日に必要なおむつの量を把握しておくことも重要です。アカチャンホンポが2019年に実施したアンケートによると、生後1~2カ月までの赤ちゃんは「1日に10回以上のおむつ交換をする」と答えたママが半数以上を占めていました。
たっぷり入る大容量のボックスだけでなく、引き出しに入れて使えるコンパクトなものもあります。生活スタイルは家庭によって異なるため、収納したい量に合わせて選ぶのもよい方法です。
参考:毎日のおむつ替え事情、教えて!【先輩ママ1332人のリアルな声】|アカチャンホンポ
利用シーンに合うデザイン・形状
おむつ収納には、ボックスタイプのほかにもバッグタイプや吊り下げタイプなど様々な形状があります。自宅だけで使うのか、持ち歩くことがあるのかというように、利用シーンを想定して選びましょう。
ボックスタイプは大容量のアイテムが多く、赤ちゃんが成長した後も小物の収納に利用できます。持ち手付きのバッグタイプは、持ち歩きやすいため外出先でも利用できるのが便利です。
ベッドの脇に掛けて使える吊り下げタイプは、ベビーベッドでのおむつ替えに適しています。自宅だけで使う場合でも、部屋のどこに置くか、おむつ替えをどこで行うかを考えて選ぶようにしましょう。
使いやすさ・機能性
おむつ収納を選ぶときは、使い勝手のよさにも注目して選びましょう。仕切り付きのアイテムは、赤ちゃんのお世話に必要なものをきちんと整理整頓できるのが特徴です。
また、1日に何度も使うことを考えれば、開け閉めしやすい形状のものがおすすめです。フタが付いていないアイテムなら、急いでいるときでもさっと中身を取り出すことができます。
おむつを交換する際に、周りのものや収納ボックスに汚れが付いてしまうことも珍しくありません。ストレスなくお手入れできるよう、水洗いできて耐久性に優れたアイテムを選ぶのもポイントです。
ボックスタイプのおすすめおむつ収納
ボックスタイプのおむつ収納は、豊富なデザインから好みのものを選べるのが特徴です。中身がたっぷり入るアイテムを見ていきましょう。
無印良品「重なるラタン角型バスケット・大」
無塗装のラタン材を手編みで仕上げた、素朴な雰囲気のバスケットです。インテリアになじみやすいシンプルなデザインなので、リビングはもちろんキッチンやバスルームにもマッチします。
大きめのサイズである程度の高さがあるため、おむつや育児用のアイテムをたっぷり入れられるのがメリットです。なめらかな質感で肌当たりがよいので、使い勝手にも優れています。
上下に積み重ねて収納できるため、いくつかそろえて利用できるのもうれしいポイントです。子どもが成長した後も、衣類や食材など様々なものを入れて利用できます。
・商品名:無印良品「重なるラタン角型バスケット・大」
たまひよ「ムーミンベビー おむつ替えラクラク!赤ちゃんのお世話グッズ収納ケース」
ムーミン谷のキャラクターたちが散りばめられた、屋根付きの家をかたどった収納ボックスです。屋根の部分が大きく開く作りで、片手で開閉できるマグネット式を採用しています。
収納スペースに仕切りが付いているほか、外側にも複数のポケットを備えているため小物をきれいに整頓できるのが特徴です。おしり拭きをケースのまま入れて、直接引き出すこともできます。
柔らかい布製なので赤ちゃんが怪我をしにくいのはもちろん、使わないときには小さく折りたたみが可能です。機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムがほしい人に適しています。
・商品名:たまひよ「ムーミンベビー おむつ替えラクラク!赤ちゃんのお世話グッズ収納ケース」
ナカバヤシ「インデックスファイルボックス」
ポリプロピレン樹脂を素材に採用した、機能的なデザインの収納ボックスです。樹脂製なので水に強く、ボックスに汚れが付いても拭き取るだけで簡単にお手入れが完了します。
うっすらと透明感がある見た目で、外からおむつの残量を確認できるのが機能的です。スリムなシルエットなので、棚や引き出しに入れて収納したいときにも適しています。
赤ちゃんがおむつを使わなくなった後はファイルボックスとしても利用可能です。インデックスシール付きなので、中に入れたものを分類しやすくなっています。
・商品名:ナカバヤシ「インデックスファイルボックス」
バッグタイプのおすすめおむつ収納
持ち手が付いたおむつ収納は、普通のバッグのように使えるのが魅力的です。携帯にも役立つバッグタイプのアイテムを紹介します。
MAKAKI「おむつストッカー」
天然の綿素材を100%使用して編み上げた、バスケットタイプのストッカーです。赤ちゃんがなめたり、口に入れたりすることにも配慮されたアイテムといえます。
比較的厚みのある作りなので、重い荷物をたっぷり入れても型崩れしにくいでしょう。また、T字の仕切りが付属しており、入れるものや使い方に合わせてレイアウトを変えられます。
裏地がストライプ柄になったかわいらしいデザインで、ピクニック用のバスケットにもぴったりです。使わないときは折りたためて、シワが付いたらアイロンでお手入れできるため、長くきれいに利用できるでしょう。
・商品名:MAKAKI「おむつストッカー」
ニトリ「整理用バスケット」
ニトリの整理用バスケットは、中央の大きな仕切りとサイドポケットを備えているのが特徴です。ポケットにマチが付いているため、クリームのボトルやタオルなどかさばるものも収納できます。
大容量ながら幅約29cmとコンパクトなサイズで、置く場所を選びにくいのも便利なポイントです。薄手の生地を使っているため約300gと軽量で、荷物の多いお出かけの場面でも活躍します。
耐久性に優れたポリエステル製なので、汚れが付いたら水洗いして衛生的に利用できるのもメリットです。小さなハート柄がかわいらしい、ピンクとブルーの2種類から選べます。
・商品名:ニトリ「整理用バスケット」
LeLante「おむつストッカー」
柔らかく軽量なフェルト素材を使用した、赤ちゃんの肌に配慮されたアイテムです。取り外し可能な仕切りが付いているため、おむつのサイズが変わった後も問題なく利用できます。
仕切りを動かしてレイアウトを変えることで、おむつと一緒におもちゃやおしり拭きなどの小物が収納可能です。外側には計8点のポケットが付いており、必要なものをまとめて入れられます。
本体や仕切りのフチにパイピングを施しているため、耐久性にも優れているのが特徴です。長めの持ち手が付いた作りで、外出時の携帯にはもちろん、家の中で移動するときにも役立ちます。
・商品名:LeLante「おむつストッカー」
ニックナック「POETIC おむつポーチ」
グレーの生地に動物のアップリケをあしらった、見た目もキュートなおむつポーチです。ファスナーで開閉する作りなので、外から中身が見えにくく中身が飛び出しにくくなっています。
お出かけの際にかさばりにくいコンパクトサイズで、おむつを8枚程度入れられるのが特徴です。フタの裏側にもポケットが付いているため、おしり拭きなどの小物を合わせて携帯できます。
カジュアルなスウェット生地を使用した、バッグのようなデザインが魅力的です。本体の生地と「織ネーム」に消臭加工が施されているため、ニオイが気になる人にもおすすめです。
・商品名:ニックナック 「POETIC おむつポーチ」
吊り下げタイプのおすすめおむつ収納
ベッドに吊り下げられるおむつ収納は、直接床に置かなくても利用できるのが便利です。省スペースで使える吊り下げタイプのアイテムをチェックしましょう。
ファムベリー「おむつストッカー」
リュックサックのような形状と、カジュアルな見た目が印象的なアイテムです。持ち手が取り外し可能なので、ベッドだけでなく車やベビーカーなど幅広い場所に取り付けて利用できます。
横幅約22cmとコンパクトな作りながら、約25枚のおむつを収納できるのが機能的です。ストッカーの内側に撥水加工済みの生地を使用しており、汚れを気にせず中身を入れられます。
名入れ加工にも対応しているため、誕生日プレゼントや誕生祝いに選んでも喜ばれるでしょう。無地のデザインに加えてデニム地や花柄などがそろった、個性豊かな4種類のデザインから選べます。
・商品名:ファムベリー「おむつストッカー」
MADHOLLY「ベビーベッド収納」
たくさんの小物が収納できる、ウォールポケットのような形状のアイテムです。バックルとループでベビーベッドにしっかり固定できるため、たっぷり荷物を入れても安定感があります。
おむつを入れる中央のポケットは、正面にスリットが入っているので隙間から手を入れられて便利です。すぐ横のポケットにおしり拭きや綿棒など、必要な小物を整頓して入れられます。
大きめのポケットにタオルを入れたり、メッシュポケットにクリームを入れたりと、置く場所を自由に決められるのも魅力的です。バックルの長さを調節して、使いやすい高さに合わせられます。
・商品名:MADHOLLY「ベビーベッド収納」
ワゴンタイプのおすすめおむつ収納
キャスター付きのおむつ収納は、室内で移動させるときに活躍します。機能的なワゴンタイプのアイテムを見ていきましょう。
山崎実業「TOWER シニア&ベビー オムツストッカー」
余分な装飾のないシンプルな見た目で、置く場所を選びにくく部屋の雰囲気になじみやすいのがポイントです。中身を隠して収納できるため、生活感を出したくない人に適しています。
フタを外して上から中身を補充する仕様で、おむつを大量にストックできるのが実用的です。下部の取り出し口からおむつを取り出すと、上にあるストックが自然と降りてくる仕組みになっています。
フタの耐荷重は約1kgとなっており、ストッカーの上に小物を置くことも可能です。キャスター付きで移動させやすく、180度回転させることで取り出し口を隠すことができます。
・商品名:山崎実業「TOWER シニア&ベビー オムツストッカー」
IKEA「ロースコグ」
3段のシェルフを備えた、見た目もおしゃれなキャスター付きのアイテムです。狭い場所でも利用できるスリムなシルエットながら、耐久性に優れたスチールを素材に採用しています。
シェルフごとに違うものを入れれば、おむつ以外にも育児に必要なアイテムをまとめて保管可能です。中段のシェルフの高さを調節できるため、使いやすい位置に合わせてみましょう。
汚れが付いたら布で水拭きするだけで、気軽にお手入れできるのもメリットです。グレーグリーンやターコイズなど、ニュアンスカラーがおしゃれな全7色がそろっています。
・商品名:IKEA「ロースコグ」
まとめ
毎日の育児が忙しいと、おむつを部屋に出しっぱなしにしてしまうこともあるでしょう。おむつ交換をスムーズに行うためにも、取り出しやすい場所におむつを収納しておくのがおすすめです。
おむつは厚みがあるためかさばりやすく、ある程度の収納スペースが必要です。おむつ収納を選ぶときには、収納する枚数やサイズも重要なポイントになります。
幅広いサイズから選べるボックスタイプや、外出時の持ち運びにぴったりのバッグタイプなど、形状も様々です。見た目のかわいらしさや機能性にも気を配って、自分に合ったおむつ収納を選びましょう。