大人も子どもも楽しめる「ひな祭りごはん」
3月3日はひな祭り。
上巳の節句に行われる行事で、旧暦の3月3日が桃の季節と重なることから「桃の節句」と呼ばれています。
日本では、女の子の健やかな成長や幸せを願ってお祝いする「子どもの日」というイメージがありますよね。
ですが、もともとは老若男女問わずに健康を祈願するお祭りとして行われており、邪気を祓うために禊やお祓い、お供えをする日でした。
それが江戸時代になって上巳の節句が五節句のひとつに定められると、5月5日の端午の節句は「男の子のお祭り」として、3月3日は「女の子のお祭り」として広まっていったそうです。
この頃のひな祭りは、「女性の幸せを願う日」であり、老若男女問わず「厄払いの日」でもありました。
現代は子どもの行事というイメージが強いですが、もともとの意味に立ち返り、今年は大人も自分自身の幸せを願いながら、ひな祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
そこで、今回は、子どもから大人までおいしく味わえる「ひな祭りごはん」のレシピをご紹介します。
洋風茶碗蒸し
時間:25分 難易度:★☆☆
いつもの茶碗蒸しを洋風にアレンジした、ちょっぴりおしゃれで特別感のある一品。
難易度の高そうな茶碗蒸しですが、じつはフライパンでとっても簡単に作れます。
蒸した後に具材をトッピングすることでワンランク上の見栄えに仕上がりますよ。
材料(2個分)
<茶碗蒸し>
・卵……2個
・水……200ml
・お湯……100ml
・コンソメ……小さじ2
・ベーコン……10g
<トッピング具材>
・プチトマト……2個
・ベーコン……10g
・粉チーズ……適量
・パセリ……適量
下準備
・プチトマトは1個あたり4等分にスライスする。
・ベーコンは大きければ短冊状に切っておく。
作り方
1. お湯にコンソメを加えてよく溶く。そこに水と卵を加えて白身を切るようにして混ぜ、ざるで濾す(卵液)。
2. ベーコンを器に入れ、卵液を器の8分目まで流し込む。アルミホイルで蓋をする。
3. 鍋に入れ、2〜3cm位の高さまで水を注ぎ、鍋の蓋をしたら強火にかける。沸騰したら極弱火にして10分加熱し、火を止めて10分蒸す。
4. 蒸し終えたらすぐに鍋から外し、トッピング具材をのせる。
配信: おうちごはん