知っておきたい、料理酒の裏技
料理酒の基本がわかったところで、ここからは「こんな方法もあったのか!」という裏技をご紹介します。
お肉の冷凍保存がしっとりやわらかに!
お肉に料理酒と片栗粉をまぶして冷凍することで、パサつきを防止できます。スライスのお肉を重ならないように並べて冷凍すると、解凍せず、パキパキ折ってそのまま調理可能です。
分量の目安:肉 150g、料理酒 大さじ1、片栗粉 小さじ2
ごはんがふっくら炊ける!冷やごはんのあたためにも◎
炊飯時、お米2合につき大さじ1の料理酒を入れると、ふっくらするんです。
冷やごはんのあたため時も、お茶碗1杯に対して小さじ1/2ほどの料理酒をまわしかけて電子レンジにかけると美味しく復活しますよ。
※電子レンジ調理の際、アルコール臭を感じた場合は再加熱してください。
野菜炒めがシャキシャキに!
野菜炒めを作る際、野菜全体にからまる程度の料理酒を加えるとシャキシャキになります。これは、アルコールの効果により、野菜の細胞質の崩壊が防がれるため。野菜が水分を吸いすぎるのを防ぐ作用もあるので、歯ごたえの良さが生きた野菜炒めになります。
焼きそばがべたつかず、お店の味に!
焼きそば1袋あたり大さじ2杯の料理酒で麺をほぐすと、焼きそばがべたつかず、ふんわり仕上がります。
野菜炒めの原理と同じで、麺が水分を吸いすぎるのを防ぎ、効率的に熱が入るためです。
料理酒だけでOK!一分鍋とは?
水と料理酒しか使わないのに美味しく仕上がる「一分鍋」。
水と料理酒を同量入れて煮立たせ、具材を入れたら1分加熱するだけの鍋です。
水菜や長ねぎ、鯛、ブリ、薄切りの鶏むね肉、うどんなど火の通りやすい食材や、サバ缶やわかめ、トマトといった加熱せずに食べられる食材がおすすめ。
もちろん1分は目安なので、食材によって加熱時間を調整してください。
そのままでもうまみたっぷりですが、お好みでポン酢などでいただいても!
※注意※
・子どもと一緒に食べる場合は、アルコールが飛ぶまで十分に加熱してください。
・加熱時間1分は目安です。食材によって加熱時間を調整し、火が通ったことを確認してください。
配信: hitotema