簡単でボリューミーな小松菜レシピ!使い方を紹介!

第4151回 はじめてライフ
小松菜は年中スーパーで売られている身近な野菜ですが、その特徴や正しい調理方法は意外と知られていないかもしれません。価格もリーズナブルでさまざまな料理に応用がきく小松菜は、和えものからスープの具材、メインディッシュまで幅広く使える万能野菜です。今回は、小松菜を使った食べごたえたっぷりの簡単レシピや、変化をつけた味つけを紹介します。

小松菜の特徴や使い方は?

小松菜はカロテンやビタミンC・鉄分の多い野菜です。カルシウムはなんとほうれん草の5倍も含まれています。アクが少なく下ゆでの必要もありません。カットして冷凍しても、凍ったまま調理できるという時短料理にはうってつけの野菜ですね。茹でる際は、太い根本に十文字に切れ込みを入れると火の通りがよくなります。

小松菜と挽き肉の炒め物

時短料理でありながらしっかりと食べごたえのあるのが、小松菜と挽き肉の炒め物です。

先に挽き肉(200g)にしょうゆと酒(各小さじ1)で下味をつけます。この作業をフライパンの中で済ませると、余分な洗い物が増えなくていいですね。このレシピのポイントは、小松菜の葉と茎部分とを別々のタイミングで加えることです。挽き肉を強火で炒めた後、小松菜の茎を加え、オイスターソース大さじ1で味つけをしてから、最後に小松菜の葉先を炒め合わせて完成です。あっという間にできて満足できる、小松菜レシピの一品です。

小松菜と厚揚げ煮浸し

染みこんだダシ汁がしみじみとおいしいのが、小松菜と厚揚げの煮浸しです。厚揚げを使っているので、ご飯ももりもりとすすむ食べごたえたっぷりのレシピですね。

材料は「小松菜300g・厚揚げ4個・ダシ汁1カップ・めんつゆ1カップ」の4つだけ。鍋にダシ汁とめんつゆを煮立てたら、厚揚げとざく切りの小松菜の茎を加え、最後に葉を入れたら出来上がり。厚揚げの代わりにがんもどきもおすすめです。

小松菜のペペロンチーノ風

小松菜は洋風の味つけにも合います。それが、小松菜のペペロンチーノ風です。

フライパンにニンニク・唐辛子・ベーコンを炒め、ざく切りした小松菜の茎、葉の順番に加えます。塩とコショウを振ったら皿に盛り、仕上げにバルメザンチーズをかけましょう。香辛料とチーズの旨味が、小松菜の苦みと相まってクセになることまちがいなしのおいしさです。パスタの具材にも最適ですよ。

そのまま使える小松菜の簡単レシピを試そう!

小松菜はほうれん草のようにアクがなく下ゆでの必要がありません。手間いらずで栄養価の高い野菜ですから、どんどん食材に使ってみましょう。適当なサイズにカットして冷凍保存しておけば、1カ月は新鮮な状態で使えることも魅力ですね。

小松菜のレシピは、簡単なのに副菜から主菜までバラエティーに富んでいます。気軽にいろんな料理に加えて、小松菜を楽しんでください。