接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。そんなある日、ようやく明るい知らせが舞い込みますが、それによってスタッフの陰口を耳にすることに。そして時は経ち、くらさんもついに妊娠します。
めでたく妊娠したいこさんは、立ち仕事がない部署への異動が決まります。一気に祝福ムードに包まれたものの、陰でいこさんの妊娠を良く思わない人がいることを知ってしまうのでした。いこさんに対する陰口は、本人にも聞かれていた様子でしたが、「迷惑をかけたのは事実なので」と言いながら、気にしない素振りを見せるいこさん。「今、自分が一番大事なのは赤ちゃん」という言葉に、女性としての強さを感じたと言います。その後、くらさんも結婚＆妊娠するときがやって来て……！？
お互い様が巡ってきた…！？
自分に対する陰口を聞いてしまったいこさんでしたが、「迷惑をかけたのは事実なので」と言いながら、気にしない素振りを見せます。「今、自分が一番大事なのは赤ちゃん」という言葉に、くらさんは女性としての強さを感じたと言います。
一方で、「自分に余裕がないと受け止めきれない……」というフォローに回る側の気持ちも身をもって体感したくらさん。それから時は経ち、くらさんもめでたく妊娠。「迷惑かけないようにできるだけ頑張ろう」と意気込むくらさんでしたが、自分には関係ないと思っていた妊婦側の苦悩を知る日がやって来たのでした。
不妊治療中の同僚や産休に入るスタッフのフォローで激務を体験したくらさんにとって、妊婦の立場になったときに「誰にも迷惑をかけないように……」と思ってしまう気持ちも理解できますが、まずは自身の体調を第一に考えられるよう、信頼できる上司に相談できるといいですね。
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著者：マンガ家・イラストレーター くら
2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。
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