【体験レポ】「東北魂ビールプロジェクト」のクラフトビールを飲み比べ!

【体験レポ】「東北魂ビールプロジェクト」のクラフトビールを飲み比べ!

リアルイベントが少しずつ開催されていくなか、ふと目にとまった「東北魂ビールプロジェクト クラフトビールの飲み比べ」の文字。2022年夏にスタッフのまい姉と東北旅行もしていたこともあり、これは行くべきだ!ということでイベント行ってきましたので、その様子をレポートにてお届けします!

東北魂ビールプロジェクトって?

東北魂ビールプロジェクトとは、東北のクラフトビールブルワリーが集まり、世界に通用するビール造りをするために技術を磨き、高め合っているプロジェクトのこと。

2011年11月にスタートしたときは、3社(いわて蔵ビール、秋田あくらビール、福島路ビール)で開催していたプロジェクトだったそうですが、現在は東北6県15社程度のブルワリーさんが参加し、勉強会などを開催しているそうです。
※参加ブルワリーさんは、各回で変動しているそうです。

同じブルワリー同士が一緒に高め合うって、普通なら「え? ライバル同士でお互いの技術や作り方を共有しないよね?」って思いますよね。

でも、この東北魂ビールプロジェクトは、そんな小さなことにいちいちこだわらないのです。

このプロジェクトは、

「東日本大震災で応援、支援してくれた日本中にいるファンの方への感謝として、自分たちが品質のよいビールを世の中に提供することにあのるのではないか。」

という想いから生まれたんです。

本来なら、震災のなかった地域が今でも自分たちにできる支援をして協力をするものだと思っていたので、この話を聞いた時に胸が熱くなりました。

キリンビールとの出会いで、より磨かれていったクラフトビール

独自に勉強し技術を学んでいるだけではなく、2017年11月、宮城県仙台にある「キリンビール仙台工場」、スプリングバレーブルワリー(東京)がこのプロジェクトに参加したことで、さらにおいしいクラフトビール造りの知見が増えていったそうです。

自分たちだけでは知ることのできなかったビールにおける科学的分析、仙台工場での基礎勉強会、ホップ生産者、ホップ製造工場の見学など、回を増すごとに各ブルワリーさんのレベルが向上し、現在では世界で評価されるビールが東北の地から誕生するまでに。