栄養満点の豚汁を工夫して変化をつけよう!

第4163回 はじめてライフ
豚汁といえば、野菜と肉をたっぷり摂ることができるため、よく作っているという人も多いかもしれません。しかし、味付けや入れる具材がワンパターンになってしまい、飽きを感じていることはないでしょうか。この記事では、豚汁の工夫レシピとしてゴマ油やニンニクを効かせたもの、春野菜を入れたもの、ローカロリーのレシピなどを紹介します。

ゴマ油入り豚汁

「いつもの豚汁」を手軽に変えたいのであれば、ゴマ油を加えるという方法があります。これは、ゴマ油を使って肉や野菜を炒めてから煮ることで、味にコクを出すレシピです。

最初に、豚バラ肉やゴボウ、ニンジン、ダイコンといった材料にゴマ油を加えて炒めます。いつもの材料でもいいのですが、ゴマ油と相性の良い根菜などの野菜をたっぷり使うのがポイントです。それから、白菜や長ネギを加えてだし汁で煮込んでいき、最後に味噌で味付けをします。

ニンニク入り

あまりイメージがないかもしれませんが、ニンニクは豚汁との相性がバッチリなのです。ニンニクを入れることで、豚汁の栄養もさらにアップします。

ニンニクを入れるタイミングは、最初に具材を炒めるときです。豚こま切れ肉やゴボウ、コンニャク、ニンジンなどを炒めるときに、一緒にニンニクを入れましょう。そして、だし汁で煮込んで長ネギを加え、味噌で味を付けて完成です。

春野菜の豚汁

豚汁の具材がワンパターンになってしまっているときには、季節を感じられる旬の野菜を入れるといいでしょう。特に、春野菜は豚汁を作るのにぴったりです。

最初に、豚肉とタケノコ、新ニンジン、それから新タマネギを炒めて、油揚げを加えたらだし汁で煮込みます。それから、春キャベツとサヤインゲンを加えて煮込み、味噌で味付けをすれば完成です。味付けは同じでも、具材を変えることで「いつもの豚汁」にぐっと変化が感じられるでしょう。

炒めないローカロリー豚汁

豚汁をできるだけヘルシーに食べたいときには、ローカロリーのレシピで作ってみましょう。具材を炒めずに作ることで、ローカロリーのヘルシーなレシピになります。使用する肉は、カロリーの少ないものを選ぶのがコツです。

まず、だし汁にダイコンとゴボウを入れて煮込み、赤身の多い豚薄切り肉、長ネギを加えてさらに煮込みます。そして、味噌で味付けをしてから豆腐を加えれば完成です。豚バラ肉ではなく、赤身の肉を使うことで、よりカロリーダウンできるのがこのレシピのポイントとなります。

豚汁にもバリエーションを!具材の変化や香りで

豚汁は定番料理ともいわれるほど、決まったパターンのある料理です。確かにそれでもおいしいのですが、頻繁に作る場合には飽きがきてもおかしくありません。しかし、香りや具材を変化させることで、どれだけでもバリエーションを広げることができます。ちょっとした工夫をするだけでも、「いつもの豚汁」にぐっと変化がつけられるのです。