これから注目の“次世代いちご”図鑑2023!いちご好き編集部&苺研究家・渡部美佳さんが選ぶ、いちごの新品種をご紹介

これから注目の“次世代いちご”図鑑2023!いちご好き編集部&苺研究家・渡部美佳さんが選ぶ、いちごの新品種をご紹介

ひと口にいちごといっても、品種の違いによって香りや味わい、大きさもさまざま。そこで今回、いちご好きの編集部とメディアでも話題の苺研究家・渡部美佳さんが選ぶ、注目の“次世代スターいちご”を一挙ご紹介します。「とちおとめ」に続く栃木県の新品種「とちあいか」や20年ぶりに福島オリジナル品種として開発された「ゆうやけベリー」など5種を集めました。

とちあいか(栃木)

いちご生産量日本一の栃木県で、10番目のオリジナル品種として誕生した。「とちおとめ」よりも果肉は硬めで、ヘタの部分が窪んでいるのでカットするときれいなハート型になる。

「花がつぎつぎに咲いて、収穫量の多い品種です。栃木を代表する品種『とちおとめ』よりも、甘味がつよい印象ですが、いちごらしさのある味わい。形もきれいなので、いちごのタルトなどにすると良さそう」(渡部さん)

ならあかり(奈良)

「古都華」に「とちおとめ」や「かおり野」を交配した系統から育成。適度な酸味がありながらも、安定して糖度が高く、甘さを感じられるのが特徴。

「メゾン・ド・フルージュでは、以前から使用しています。味わいが濃く、酸味もある。お菓子の材料と合わせても負けない、芳醇な甘みがケーキ作りに向いています」(渡部さん)

関連記事: