春が旬のふきのとうを使った「ふき味噌」は、ほろ苦い味わいと、甘辛い味噌の味わいを楽しめます。
今回の記事では「ふき味噌の作り方」について、管理栄養士が解説します。
作り方は意外にも簡単なので、コツを知っておいしく作りましょう。
また、できあがったふき味噌の食べ方やアレンジレシピもあわせてお伝えします。
春の味覚!ふきのとうを使った「ふき味噌」とは
ふき味噌はふきのとう味噌ともいい、ふきのとうと味噌をあわせたものです。
ふきのとうは春が旬のため、ふき味噌は春の訪れを感じさせてくれます。
ふきのとうのほろ苦い味わいと、甘辛い味噌の味わいがマッチし、クセになるおいしさです。
できあがったふき味噌は、ご飯の上に載せて食べるのが定番です。
ほかにも、おにぎりの具や冷ややっこのトッピング、炒め物の味付けなどにも活躍してくれます。
作り方は意外にも簡単で、茹でて刻んだふきのとうを炒めて、味噌や砂糖で味付けをするだけです。
次からは詳しい作り方を紹介します。
おいしいふき味噌(ふきのとう味噌)の作り方
筆者の実家では新鮮なふきのとうが採れるため、毎年春の定番となっています。
簡単に作れておいしい、ふき味噌の基本の作り方をお伝えします。
<材料(作りやすい分量)>
つぼみが閉じた状態の方が苦みと風味がよいのですが、このように少し開いてしまったものでもおいしく作れます
ふきのとう…10個(60~80g)
サラダ油…大さじ1
味噌…大さじ4
みりん…大さじ2
砂糖…大さじ1/2~2
<作り方>
1.ふきのとうはよく洗い、切り口の茶色く変色した部分を切り落とす。茶色くなっている葉があれば取り除いておく。
茎、葉、花の部分、すべてふき味噌にしてOKです。
2.たっぷりの熱湯で1~2分茹でる。冷水にとって冷ます。
3.ふきのとうの水気をよく絞り、みじん切りにする。
フードプロセッサーを使ってもOKです。
4.フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、ふきのとうを炒める。
4.1~2分ほど炒めたら、調味料を加える。弱火にし、水分が飛ぶまで3~4分炒める。
このくらいまで、水分が飛んだら完成です。
<ポイント>
味噌は、白味噌と赤味噌、どちらでもOKです。白味噌はふきのとうの味わいを感じられるやさしい味に、赤味噌はコクのある味に仕上がります。
砂糖の量はお好みで加減しましょう。筆者は九州地方の出身で甘めの味付けが好みのため、砂糖は大さじ2杯入れています。少なめから入れて、味をみながら調節してくださいね。
配信: トクバイニュース