夏のおもてなしの1品目に。僕もお気に入りのさっぱりおかず
7月も終わりに近づいて、もうすぐお盆がやってきますね。この時期は自宅に人を招いて、一緒にご飯を食べる機会も増えるのではないでしょうか。そんな時、サッとさっぱりした冷製料理を出せると、とても素敵ですよね。
今回ご紹介する料理も、僕が実際におもてなしを受けて感激し、大好きになったもの。キリッと冷やした白ワインと合わせると最高です!
凝っているように見えて実は簡単!?あじを使った冷製料理
今回ご紹介するのは地中海料理のひとつ、「エスカベッシュ」です。名前だけを聞くととてもハードルが高そうに感じるかもしれませんが、洋風の南蛮漬けのこと。今回はあじを使って作ります。
この料理はとにかく美味しいんです(笑)。皆さんの想像を超えてくると思いますよ! 野菜とタンパク質がバランス良く摂れるので、食欲がないときにもおすすめです。
【材料(3人分)】
あじ 3尾(3枚におろしたもの、いわしでも可)
にんじん 1/2本
セロリ 1/2本
玉ねぎ 1/4個
赤パプリカ 1/3個
レモン 1/2個
塩 少々
片栗粉 適量
サラダ油 大さじ2
Aすりおろしにんにく 1片分(チューブの場合は2cm)
Aオリーブオイル 大さじ2
A白ワインビネガー 大さじ2(酢でも可)
Aはちみつ 小さじ1・1/2
A粒マスタード 小さじ1
Aローリエ 1枚
A鷹の爪 1本
A塩・こしょう 各少々
【下準備】
あじは塩を振って5分ほどおく。
にんじんとセロリを3~4cmの千切りにする。
セロリの葉は粗みじんにする。
玉ねぎとパプリカは薄切りにする。
レモンは5mm幅の輪切りする。
【作り方】
1.ボウルにAを合わせ、にんじん・セロリ・セロリの葉・玉ねぎ・パプリカを漬け込む。
●キヨシこだわりポイント
白ワインビネガーがおすすめですが、代わりにお酢を使っても美味しく仕上がりますよ。
2.あじの表面に出てきた水分をキッチンペーパーでふき取り、片栗粉をまぶす。
●キヨシこだわりポイント
あじの表面に塩を振って少し待つと水分が出てきます。これをキッチンペーパーで拭いてあげるだけで臭みが取れます。
3.フライパンにサラダ油をひき、2の皮面を5分程度、身の方を3分程度揚げ焼きにする。(※大きさにもよる)
●キヨシこだわりポイント
あじを揚げ焼きする時は中火で皮面から焼きます。皮面がパリッとなるように揚げ焼きするイメージです。
4.3をバットに並べ、1をかけたら冷蔵庫で2時間程漬け込む。輪切りにしたレモンを絞り、盛り付けたら完成。(冷蔵庫で一晩冷やすと、なじんでさらに美味しくなる。)
●このレシピをお気に入り保存する
冷やして食べたい!さっぱり洋風南蛮漬け「エスカベッシュ」
いかがでしたか? あじを自分でさばくのは大変ですが、スーパーでお願いすると無料で三枚におろしてくれます。そうすれば、包丁で切る物は野菜だけになるので、手間がかかっているように見えても実はとても簡単な料理です。
僕がスタイリングしたように、ガラスの器に盛り付けると更に見た目も涼しくなるので、おすすめです。
みなさんもぜひ一度お試しください!
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このコラムを書いたNadia Artist
ASIAN KUNG-FU GENERATION 伊地知 潔
https://oceans-nadia.com/user/130197
ASIAN KUNG-FU GENERATION、PHONO TONESのメンバー(Dr)。ミュージシャンきっての料理好きとしても知られている。
得意なジャンルも定番料理からアレンジをきかせたオリジナル料理まで幅広く、オリジナルレシピ本も出版している。中でも一番の得意料理は「カレー」。
配信: Nadia
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