チアシードに期待できる”すごい効果”とは?ダイエットや美容によい理由や食べ方を管理栄養士が解説!

チアシードに期待できる”すごい効果”とは?ダイエットや美容によい理由や食べ方を管理栄養士が解説!

チアシードの基本の食べ方

さまざまな効果が期待されるチアシードは、いったいどのように食べるとよいのでしょうか。

基本の食べ方についてお伝えします。

水につける

チアシードの基本の食べ方は、水につけてゼリー状にして食べる方法です。

水につけると10倍ほどに膨らむため、大さじ1杯に対し、水を100~150mlほど入れましょう。

つけておく時間は商品により異なり、15分でよいものもあれば、12時間つけるように書かれているものもあります。
基本はパッケージに書かれた時間を守るようにするとよいでしょう。

もし時間の記載がないようであれば、チアシードがとろっとしてゼリー状になればOKです。

料理に使う

チアシードは水につけるだけでなく、料理に使うこともできます。

ごまのように料理にふりかけたり、サラダのトッピングにしたり、ドレッシングに混ぜ入れたりするなどの食べ方があります。

料理の味を邪魔しないため、さまざまなメニューに活躍してくれるでしょう。

チアシードのダイエットにおすすめの食べ方

ダイエット効果を期待してチアシードを取り入れたい場合は、チアシードをそのまま食べるのではなく、水につけて食べましょう。

ゼリー状になったチアシードは腹持ちがよいため、食べすぎを防いでくれますよ。

食べすぎ防止効果を期待するには、朝食や間食、食事の前のタイミングで取り入れるのがおすすめです。

具体的には、下記のような食べ方があるため、ぜひ参考にしてみてください。

ヨーグルトに混ぜる

チアシードをヨーグルトに混ぜて1晩置いておくと、チアシードがヨーグルトの水分を吸って膨らんでくれます。

ヨーグルト100~150gに対し、チアシード小さじ1ほどが目安です。
ヨーグルトは水分が少なくチアシードをたくさん入れると硬くなってしまうため、少なめにしておきましょう。

お好みではちみつや果物などを加えると食べやすくなりますよ。

スムージーに入れる

お好みの果物や野菜で作ったスムージーに、水で戻したチアシードを入れると、腹持ちのよいドリンクになります。

朝食や間食に取り入れると、満腹感が続きやすく、次の食事の食べすぎを防いでくれるでしょう。

飲み物に入れる

チアシードは水だけでなく、ジュース、コーヒー、紅茶、牛乳などの飲み物につけてもOKです。

水につける場合に比べ味が薄まりにくいため、おいしくチアシードを楽しめます。

チアシードを取り入れる際の注意点

さまざまな効果が期待されるチアシードですが、取り入れる際は下記の注意点に気をつけましょう。

食べすぎない

チアシードが体によいからといって、食べすぎないように気をつけましょう。

チアシードは消化に負担がかかるため、食べすぎにより、腹痛や下痢などお腹の調子に影響を与えることがあります。

チアシードは大さじ1杯(約10g)で3.7gの食物繊維を含み、レタス1玉分以上の含有量となります。

チアシードは特に決まった目安の量はありませんが、まずは1日大さじ1杯までを目安にし、体調を見ながら自分に合った適量を見つけましょう。

水分をたくさん摂る

チアシードを水につけずにそのまま食べる場合は、水分をたっぷりとるようにしましょう。

チアシードは水を吸う性質があるため、水分をとらないとかえって便秘を引き起こすこともあります。

大さじ1杯のチアシードは100mlほどの水を吸うため、意識して水分をとりましょう。