カバーオールとは?使える期間・選び方やおすすめを紹介

第224回 みんなが共感!ママのお悩み
カバーオールは、生後間もない赤ちゃんが使用する定番のベビーウェアです。具体的な特徴や、ほかのベビー服との違い・選び方など、カバーオールについて知っておきたい情報を整理していきましょう。おすすめの商品も紹介します。

カバーオールとは?

ベビーウェアを選ぶにあたり、その種類の多さに戸惑ってしまうママ・パパは少なくありません。なかでもカバーオールは似た形状の商品が多く、ほかのベビーウェアとどう違うのかが分かりにくいアイテムです。

まずは、カバーオールの具体的な特徴や、ロンパース・2wayオールとの違いについて確認していきましょう。

全身を包むタイプのベビーウェア

カバーオールは、赤ちゃんの全身を包むつなぎタイプのベビーウェアのことです。つなぎのように体の形にフィットするデザインが特徴で、ハイハイや寝返りなど、激しく動いても着崩れしにくいという特徴があります。

スナップボタンやファスナー式になっているものが一般的で、おむつ替えや着脱時の手間もかかりにくくなっています。

袖・裾の長さ・生地の厚さなどの選択肢も幅広く、季節や好みに合わせて選べるのも人気のポイントです。

ロンパース・2wayオールとの違い

カバーオールとよく似たベビーウェアに「ロンパース」と「2wayオール」があります。

ロンパースとカバーオールのもっとも大きな違いは、裾の有無です。ロンパースは上半身からお尻までをカバーするアイテムで、裾はありません。そのため、肌着と洋服どちらの用途でも使われます。

2wayオールは、股下のスナップボタンをどう留めるかによって、ワンピースとズボンタイプのカバーオールのどちらにもなるアイテムです。

在宅中はおむつ替えのしやすさを優先してワンピースに、外出時は動きやすさを重視してカバーオールにするなど、シチュエーションに合わせて使い方を変えられるのが魅力です。

カバーオールの着用期間と着せ方

カバーオールは、どのくらいの月齢の赤ちゃんに使用するアイテムなのでしょうか?一般的な着用期間について、着せ方と合わせて紹介します。

3カ月から1歳半ごろまで着られる

個人差はありますが、カバーオールの着用期間は、一般的に3カ月から1歳半ごろといわれています。

生後3カ月ごろを迎えた赤ちゃんは、徐々に体を活発に動かすようになります。スカートタイプのドレスオールでは裾がはだけてしまうため、ズボンタイプのカバーオールが活躍するでしょう。

成長し、ハイハイやつかまり立ちを始めると、上下が分かれたセパレートタイプの幼児服を身に着ける赤ちゃんが増えていきます。

カバーオールとセパレートタイプの幼児服を併用しつつ、1歳半ごろを目安に幼児服へと移行していくでしょう。

カバーオールはいつまで着せていましたか?|教えて!goo

カバーオールの上手な着せ方

赤ちゃんの成長度合いによって、カバーオールの上手な着せ方は変わります。

首がすわっていない赤ちゃんの場合、おむつ替えと同様に、赤ちゃんを寝かせた状態で着せるのが一般的です。以下、具体的なステップを紹介します。

1.ボタンをすべて外したカバーオールをベッドなどに広げる
2.広げたカバーオールの上に赤ちゃんを寝かせる
3.赤ちゃんの手をカバーオールの袖に通す
4.順番にボタンを留める

一方、首がすわった赤ちゃんの場合、抱っこした状態での着替えもできるようになります。寝かせる場所を確保する必要がなくなるぶん、外出先の着替えでもママ・パパの負担が軽減されるでしょう。

カバーオール選びのポイント

実際にカバーオールを選ぶにあたっては、どのような点に注目するとよいのでしょうか?詳しく解説します。

ジャストサイズで着せやすいもの

カバーオールをはじめとするベビーウェアは、着せやすさや、赤ちゃんの動きやすさに配慮し、ジャストサイズのアイテムを選ぶのが基本です。

以下、サイズごとの月齢の目安を紹介します。

・サイズ50:新生児
・サイズ60:1~3カ月ごろ
・サイズ70:4~6カ月ごろ
・サイズ80:7カ月~1歳半ごろ
・サイズ90:1歳7カ月~2歳ごろ

お座りができるようになった赤ちゃんは、被るタイプのカバーオールが着せやすくおすすめです。

なお、赤ちゃんの成長は個人差が大きいものです。月齢はあくまでも参考程度に留め、こまめにサイズ確認をしてあげましょう。

素材や織り方は赤ちゃんの肌に配慮したものを

赤ちゃんの肌は、大人と比べてデリケートです。刺激に敏感だったり、体温調整も苦手だったりという傾向にあるため、コットンなどの天然素材に着目して選ぶとよいでしょう。

また生地の織り方も、赤ちゃんの肌に優しいものを選びたいものです。例えば、汗をかきやすい季節には、ガーゼやメッシュなど、通気性・吸湿性の高い素材がおすすめです。対して寒い季節には、スムースやパイルのような保温性の高い生地が適しています。

ベビーウェアは汚れやすく、洗濯の頻度も高いアイテムです。手入れのしやすさも合わせて確認しておきましょう。

おすすめのかわいいカバーオール

カバーオールとひと口にいってみても、その種類は非常に多く、「どれを選んでよいか分からない」と感じるママ・パパが少なくありません。

カバーオール選びの参考として、おすすめの人気アイテムを紹介します。

ミキハウス「ホットビスケッツ 接結天竺 総柄カバーオール」

子ども用品の定番ブランドでもある「ミキハウス」が手がけるカバーオールです。柔らかな天竺生地を2枚合わせた接結天竺素材で、保温性・通気性に優れています。

カラー展開は、ピンク・ブルー・サーモンピンク・サックスの4色で、それぞれデザインが違います。色違いでそろえると、毎回印象の異なるコーディネートを楽しめます。

・商品名:ミキハウス「ホットビスケッツ 接結天竺 総柄カバーオール」

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コンビミニ「おうちラップクラッチ(モノトーンスター)」

着脱が簡単にできる、独自のラップクラッチデザインが特徴のカバーオールです。

ワンタッチテープで着脱できるので、着替えやおむつ替えのたびに、スナップボタンを一つひとつ付け外しする手間がありません。

胸元の星が印象的なモノトーンのカバーオールは、赤ちゃんの性別を問いません。また、おなか部分をしっかりカバーしてくれるので、暖かい日は1枚でも過ごせるでしょう。

・商品名:コンビミニ「おうちラップクラッチ(モノトーンスター)」

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マールマール「トレジョボックス 4 フルムーン」

長袖カバーオール3枚と、赤ちゃんの手形・足形などを記録できるタペストリーがセットになったギフトBOXです。

吸湿性と通気性に優れたコットンワッフル素材のカバーオールは、ニュアンスカラーでセンスのよさを引き立てます。

自宅用としてはもちろんのこと、大切な人へのプレゼントとしてもおすすめです。

・商品名:マールマール「トレジョボックス 4 フルムーン」

・楽天:商品はこちら

エンジェリーベ「オリジナルシンカーパイルロンパース」

きめ細かく、なめらかなシンカーパイル素材が赤ちゃんの肌を優しく包む、ベビー用品ブランド「ANGELIEBE」のオリジナルカバーオールです。

かぶるタイプのカバーオールで、両肩にはスナップボタンが付いています。着替えの頻度が高くても着脱しやすく、ママ・パパの負担を軽減してくれます。

カラーバリエーションも豊富で、好みに合わせてチョイスできるのもうれしいポイントです。

・商品名:エンジェリーベ「オリジナルシンカーパイルロンパース」

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オーピーミニ「日本製 オーガニックコットン100% ツーウェイオール 兼用ドレス」

胸元の刺しゅうが肌に直接触れないよう裏地が付いており、うつぶせになってもスナップボタンがあたりにくいよう配慮されているカバーオールです。

ドレスにもなる2wayのカバーオールなので、おむつ替えからハイハイの時期まで、長く活躍してくれるでしょう。

優しい色合いと、シンプルなデザインは性別を問いません。

・商品名:オーピーミニ「日本製 オーガニックコットン100% ツーウェイオール 兼用ドレス」

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まとめ

カバーオールは、生後3カ月~1歳半ごろまでの赤ちゃんが身に着ける、全身を包むタイプのベビーウェアです。

お座り・ハイハイ・つかまり立ちと、赤ちゃんは日々できることが増えていきます。そんな成長に合わせて、適したカバーオールを選んであげることが大切です。

肌触りや素材、着替えのしやすさなどをチェックし、大切な赤ちゃんにぴったりの1枚を見つけてみましょう。

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