「巻き肩」になる原因とは?どのような悪影響があるの?
現代人はパソコンやスマホを操作する時間が多いため、その際に肩が内側に巻き込まれるような姿勢になっていると感じたことはありませんか?
「巻き肩」とは、猫背とは基本的には別物と考えられ、肩が体の内側に入り込み、巻かれているような状態のことを指します。横から見ると、肩が耳よりも前に出てしまい、背中の横ラインが丸まっています。
巻き肩になると、猫背になって老けて見える・胸が垂れる・二の腕がたるむ・お腹がポッコリ出る・お尻が垂れる・肩こりや首こりに繋がるなど、残念な悪影響をもたらすと言われています。
パソコンやスマホを長時間操作することで、気付かないうちに段々と前かがみになり、肩が体の内側に入り込んでしまうことが、巻き肩の主な原因
と考えられています。
ストレッチで改善!自分でもできる「巻き肩」改善方法
理想の姿勢は、頭からかかとまでが一直線になるように立てる状態だと言われています。壁からかかとを5cm程離して立ち、後頭部・背中・お尻を壁につけることで、正しい姿勢をチェックできるそうなので、試してみてくださいね。
【簡単にできる!「巻き肩」改善ストレッチ】
<肩回し>
(1)手を両肩に起き、肘を耳の高さまで上げることを意識しながら、肘で大きな円を描くように肩を回す
(2)前に10回・後ろに10回を目安に行う
<肩甲骨を動かす>
(1)両肩に力を入れ、肩甲骨を内側に寄せ合う
(2)一気に力を緩める
(3)3回程繰り返す
<タオルストレッチ>
(1)ピンと張るようにタオルの両端を持ち、頭の上に向かって上げる
(2)そのままタオルが首の後ろにくるように、腕を下ろす
(3)10回×2セットを目安に行う
現代病のひとつとも言える「巻き肩」。日々のストレッチで少しずつ改善していきたいですね!