母の気づきで病院へ。そして…
生理が再開して2カ月が過ぎたころ、まだ出血は止まっておらず、量も多いまま。次第に立ちくらみが続くようになりました。そんな私を見ていた母が「もしかして……まだ、生理終わってないの?」と聞いてくれたので、思いきって今までの経緯をすべて話すことに。すると母は顔色を変えて「婦人科に行こう」と言ったのです。このときの私は「大袈裟だな」と思っていましたが、母と一緒に婦人科へ行くことに。
診察結果は、生理ではなく不正出血でした。栄養摂取が大切な成長期に過度の減量をしたことでホルモンバランスが乱れたことが原因とのこと。
「このままだと貧血で倒れるし、子どもを産みたいなと思ったときに産めない体になるよ」と婦人科の先生に言われたとき、私はやっとことの大きさに気づいたのです。
その後は、処方された薬を飲み、食事の栄養バランスに気をつけながら標準体重まで戻しました。そして、ホルモンバランスを整えることで少しずつ生理の周期が元に戻っていったのです。元に戻るまで1年半かかってしまいました。
私は栄養摂取が大切な時期に過度な減量をしたことで、無月経となり、その後不正出血をすることとなってしまいました。
今では2児の母をしていますが、危うく子どもを産めない体になってしまうところでした。体は自分が思うよりちゃんと危険を察して教えてくれていることを経験し、それからは無理な減量やダイエットはしないようにしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/なかやまあゆみ
イラスト/かたくりこ
監修/助産師 松田玲子
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配信: ベビーカレンダー(ライフ)
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