とりこさんには発達グレーゾーンの息子・ねこ太がいます。ねこ太は2021年の春に、公立の幼稚園に入学しました。今では、幼稚園でたくさんの友だちもでき、充実した日々を過ごすねこ太。しかし、ねこ太が幼稚園に入れることになるまでには、たくさんの困難が待ち受けていたのです。友人からの紹介で、市議会議員と直接会えることになったとりこさん。市議会議員さんは、とりこさんの気持ちに寄り添ってくれ、「一緒に頑張りましょう」と声をかけてくれました。
サポートを受けながら議会に手紙を書くことになったとりこさん。「同じように困っている親御さんの救いになる」という市議会議員さんからの励ましを受けながら、書類作成に奮起します。
できることは全部やった!入園に向けて再始動
市議会議員さんからのサポートもあり、とりこさんは議会へ無事に手紙を提出できました! そして、とりこさんはねこ太の幼稚園の入園願書提出と面接に向けて動き始めます。
……10月になり、願書を出した日に来年度の見守り学級の希望者人数が発表されました。定員の5名を超えた9名という数字にショックを受けるとりこさん。
たとえねこ太が入園できたとしても、4人の子が入れないという事実にモヤモヤしますが、入園に向け、ねこ太とともに面接へ臨みます。
止まっていた入園問題が、とりこさんの働きによって少しずつ動き出しました。何事もあきらめない心が大切。とりこさんは、同じ悩みを抱えている人たちの希望ですね。議会への手紙が議論されること、そして幼稚園の面接が無事に終えられることを願うばかりです。
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著者:マンガ家・イラストレーター 鳥野とりこ
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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