あなたのヘアケアは大丈夫? まずは髪の洗い方をチェック
今年もやっぱり暑かった過酷な夏も、いよいよ終盤。仕事にレジャーに、めいいっぱい頑張った疲れが溜まってきてませんか?それは髪にも同じことがいえるでしょう。
元々春と秋は抜け毛のシーズンなので、普段より多く髪が抜けること自体は気にする必要はありませんが、この時期にヘアケアを怠ると蓄積ダメージをそのままに乾燥の冬を迎えることになりかねません。キレイな髪は美人の基本。呼吸をするように毎日のケアをしていくことが大事です。
◇ まずは基本のブラッシング
短い髪の場合でも、髪を洗う前には必ずブラッシングをしましょう。髪のほつれをほぐすだけでなく、埃などを取り除き、頭皮の皮脂よごれを浮き上がらせます。
◇ 髪を洗う
38℃程度のぬるま湯で、全体をしっかり洗い流します。両手のひらで軽く泡立てたシャンプーを地肌になじませ、指の腹を使って丸く円を描くようにマッサージします。そしてしっかりと洗い流します。すすぎ残しに注意してください。
◇ トリートメントやコンディショナー
地肌につけないよう気をつけ、毛先を中心になじませます。数分おいてから洗い流しましょう。
◇ 乾かす
タオルドライでできる限り水分を拭き取ったあと、ドライヤーで髪の根元からしっかりと乾かします。温風で乾かしきったあと、仕上げに冷風を当てると髪が落ち着きます。
◇ 日中のケア
ヘアスタイルのセット目的だけなく、美髪をキープするためにもスタイリング剤の使用はおすすめ。ワックスやミストタイプ、ムースタイプなど自分の髪にあったものを選びましょう。
インナーケアでさらに美しい髪をつくる
いくら外側からケアしても、髪に栄養が行き渡っていなければ、せっかくの努力がそれこそ水の泡になってしまいます。潤ったサラサラ・ツヤツヤの美髪をキープするためには、食事によるインナーケアも欠かせません。積極的に摂りたい栄養素は以下の通り。
◇ タンパク質
髪の主成分はケラチンという硬いタンパク質です。不足すると髪のハリやコシが失われ、くせ毛や縮れ毛の原因にもなります。大豆製品や卵、肉や魚でも良質なものを選んで食べましょう。
◇ ビタミン
特に重要なものは水溶性のビタミンB2とC、脂溶性のビタミンAとEです。血行を促進し、新陳代謝を改善、抗酸化作用も期待されます。毎日の食事で緑黄色野菜、特に旬の野菜を彩りよく取り入れることで、バランス良くビタミンが摂取できるでしょう。
カブやゴボウ、里芋などの根菜類、カリフラワーや春菊、チンゲンサイなどの葉茎菜類が秋に旬を迎えます。また栗・クルミ・落花生などの種実類(ナッツ)も秋が旬。ナッツには亜鉛をはじめとするミネラルや、オメガ3系の脂肪酸も豊富なので、この時期に限らず日常的に摂りたいですね。
◇ ミネラル
髪に重要なミネラルはなんといっても亜鉛です。ほかに鉄やカルシウムも健やかな髪づくりに関わっているとされています。ミネラルが豊富な食べ物としては牡蠣が有名ですが、そのほか肉や卵、ごま、海苔やワカメ、昆布などの海藻類、納豆にも多く含まれています。
調理例としては
・ゴボウと牡蠣の炊き込みご飯
・カリフラワーとキノコとカボチャのスープ
・海藻・ナッツをあしらったサラダ
などはいかがでしょうか?
内と外とのダブルのヘアケアでダメージをリセットし、来たる冬にも負けない美髪を手に入れてくださいね。