「おもちゃにすぐ飽きてしまう」「つきっきりで見るのが大変…」1歳・2歳のおうち遊びの3大お悩みの解決ポイントは?

好奇心旺盛で、次々と新しいことに興味を示すようになる1歳・2歳の子どもたち。成長を促すためにも、今の子どもたちに合った遊び方をサポートしていけるといいですね。この時期、おうちの方が悩みやすいポイントについてのアドバイスをお届けします。

自己主張が見られるようになったら遊び方もステップアップを

1歳・2歳の子どもたちは、行動範囲が広がり、見聞きするものが増えることで、興味の幅が広がっていきます。このような成長に伴って、子どもが好む遊びの内容も変化していくので、おうちの方の関わり方も変えていく必要があります。

0歳台のうちはおうちの方がつきっきりで遊ぶことが多かったかもしれませんが、子どもは1歳を過ぎると「これはイヤ!」「自分でやりたい!」といった自己主張をするようになります。こうした自己主張は、ひとり遊びを楽しめるようになったというサイン。遊び方をステップアップさせていくことで、さらなる成長のきっかけにしていきましょう。

1歳・2歳のおうち遊びの3大お悩みを解決するには?

おうちの方にしてみると、今までと同じ遊び方では子どもが興味を示さなくなり、悩みが生じやすいのが1歳・2歳の時期です。この時期に多い3つのお悩みについて、対処法をアドバイスします。

【お悩み1】おもちゃや絵本を買ってもすぐに飽きてしまう

興味の対象がどんどん広がっていく1歳・2歳は、気に入っていたおもちゃや絵本でもすぐに飽きてしまうことが少なくありません。飽きずにくり返し楽しめるようにするには、1歳・2歳が興味を持ちやすい遊びやテーマに取り組めるもの、一つのものでも複数の遊び方ができるものを選ぶことが大切です。

例えば、ものを上から落として遊ぶ「落とし遊び」は、この年代の子どもたちが大好きな遊びです。ものを落とすたびに違う音声が流れるなど、「次はどうなるんだろう?」とワクワクする仕掛けがあれば、子どもはくり返し取り組んでみたくなります。絵本を読むときは、子どもが今興味を持っているものが登場するものを選びましょう。子どもが絵よりも写真に興味を示す場合は、写真で構成されている絵本や図鑑を選んでみるのもおすすめです。

【お悩み2】おうちの方がつきっきりで見なければならないのが大変…

子ども一人だけでは遊び方がわからないおもちゃを選ぶと、おうちの方がつきっきりで見なければならず、負担が増えてしまうことも。子どももおうちの方の指示に従うだけでは「自分でやりたい!」という思いをかなえることができず、親子ともにフラストレーションがたまってしまうかもしれません。

1歳・2歳になると、興味を持ったことには自分からどんどん取り組めるようになるので、おもちゃを選ぶ際は「子どもが一人でも遊べる設計になっているか」という点にも注目しましょう。映像や絵本などと連動させて遊べるおもちゃなら、子ども一人でも遊び方のイメージがつかみやすくなります。おもちゃのパーツが誤飲のおそれのない大きさになっているかといった安全面に関しては、おうちの方が事前に必ずチェックしましょう。

【お悩み3】言葉や生活習慣を身につけるにはどんな遊びが役立つのかがわからない

言葉や生活習慣の習得は、「身近にあるものを日本語や英語で何と言うのか」「歯みがきやトイレはどのようにすればよいのか」といった知識を身につけ、お手本を見聞きしながらまねしてみるといったステップを踏むことが大切です。遊びの延長で楽しみながら取り組むと、見聞きしたことや経験したことが自然と身につきやすくなります。

使える言葉を増やすには、「これ、なーんだ?」といったやり取り遊びを親子で楽しむことを習慣にしてみましょう。仕上げみがきやトイレトレーニングを始めるときは、自分を重ね合わせることができるキャラクターが取り組む様子を絵本や映像で見てから始めると、「自分もやってみたい!」という意欲を引き出しやすくなります。おうちの方の期待通りにできなかったとしても叱らずに、やってみること自体を親子で楽しむつもりで取り組んでいきましょう。

子どもの遊びには「こうするのが正解」という正解があるわけではありません。おうちの方からすれば失敗に思えるような体験からも、子どもたちは多くのことを学んでいきます。子どもが興味を持った遊びに夢中になっているときは、おうちの方はあれこれ口を出さずに、そっと見守ってあげられるといいですね。

取材・文/安永美穂 取材協力/こどもちゃれんじ

●記事の内容は2023年4月の情報で、現在と異なる場合があります。