えのきを使った節約メニュー
物価が高騰している中でも値上げせずに販売されている食材の1つがキノコ類。特にえのきは100円以下で販売されているスーパーも多く、1袋でたっぷり入っているので節約メニューを作るときは外せないおすすめの食材です。えのきにはヘモグロビンを形成する鉄分や整腸効果のあるβ-グルカンが含まれています。カロリーもあまり高くないのでダイエット中の女性にも人気の食材です。
エノキムチ
「エノキムチ」は白米が止まらない! ごはんのお供にピッタリの1品です。ごま油でえのきともやしを炒め、鶏ガラスープの素をプラスします。もやしとえのきに火が通ったら市販のキムチを加えてさっと炒めて完成です。キムチ単体で食べるよりも辛さがマイルドになるのでとても食べやすいですよ。もやしも節約食材なので材料費が安いのも魅力的です。
えのきの豚バラ巻き
「えのきの豚バラ焼き」は、その名の通りえのきに豚バラをくるくる巻いて焼くだけの簡単節約メニュー。食べ応えもあり、メイン料理にもおすすめです。豚バラから出る脂で充分調理できるため、最近価格が上昇している油を使う必要がありません。味付けはポン酢、砂糖、みりんで作ったタレ。歯ごたえのあるえのきはしっかり噛むので満腹感もアップします。お弁当のおかずにもピッタリ!
豚えのき
「豚えのき」は整腸効果の期待できるえのきがたっぷり入っているため、腸活メニューとしても話題。お財布にも体にも優しいうれしいメニューです。
ごま油で豚肉→えのきの順で炒め、火が通ったら鶏ガラスープの素で味付けをします。最後にポン酢を加えれば完成。お好みで小ねぎをプラスすれば彩りもよく、さらにおいしくなりますよ。
鶏むねミンチ肉を使った節約メニュー
鶏むね肉は、スーパーのお肉コーナーの中でも特に値段が安い食材です。鶏むね肉は高たんぱく、低糖質、低脂質の食品で、ビタミンB6やイミダペプチドなど、ダイエットに役立つ栄養素を豊富に含んでいるので、体重や体型をコントロールしたい人にも人気。
ただ、調理方法によって鶏むね肉はパサついてしまう事もあるため、ジューシーさが足りないと感じて敬遠する人もいます。そこでおすすめなのが鶏むねのミンチ。調理もしやすく、値段も安い! パサつきもあまり気にならず、おいしく節約できるとっておきの食材なんですよ。
鶏むねミンチのナゲット
子どもにも大人気の「鶏むねミンチのナゲット」は、安価でたくさん作れるのでパーティーメニューにもピッタリですよ。
鶏むねミンチ、生姜とにんにく(チューブのものでOK)、コンソメ(顆粒がおすすめ)、片栗粉、溶き玉子を合わせてこねます。ジップ袋などに入れてこねてもOK。サラダ油を1~2cmほどフライパンに入れ、1口サイズに成形したナゲットのタネを焼き上げれば完成です。
コンソメを入れることでナゲット自体にしっかり味がついて美味しいですよ。ケチャップやマヨネーズをつけて味変するのもおすすめです。
とりつくねバーグ
「とりつくねバーグ」は、あっさりとした味で老若男女問わず食べやすい節約メニューです。鶏むねミンチ、刻んだ大葉、塩・コショウ、玉子、細かくくだいた麩を混ぜ合わせてハンバーグのように焼き上げます。麩はハンディチョッパーなどを使うと簡単に細かく調理できますよ。味付けはポン酢のみ(少し砂糖を加えてもOK)。大根おろしなどを添えるとよりおいしく仕上がります。
鶏ミンチの巾着煮
油揚げに鶏ひき肉を詰めた「鶏ミンチの巾着煮」。油揚げに詰めるタネは鶏むねミンチ、きのこ類やひじき、人参、枝豆などお好みの具材でOKです。今回筆者は鶏むねミンチと細かく刻んだえのき、うずらの玉子を詰めました。
油抜きをした油揚げにタネを詰め込み、爪楊枝で口をふさぎます。水、めんつゆ、みりんで作った出汁でじっくり煮込めば味がしみた巾着煮が完成します。煮込むことで鶏むね肉のパサつき感も感じません。手間がかかるように見えるメニューですが、意外と簡単に作れる節約メニューです。
まとめ
栄養のバランスを考えると、値段だけで毎日の献立の食材を選ぶのはどうしても難しいですが、節約メニューをちょっと意識するだけでも家計のやりくりの助けになってくれるはず! 珍しい調味料を使わなくてもよいのも節約メニューのうれしいポイントです。
最後に数々の節約にチャレンジしてきた筆者おすすめの食費節約方法をこっそりご紹介……。月曜日など決まった曜日に、給食のように1週間分の献立を考えてメニュー表を作ると無駄なく買い出しができて節約になりますよ。
文/丸山寛子
配信: ASOPPA!
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