予想と全然違った長男の嫁
そして始まった結婚生活は、予想とはまったく異なるものでした。
義家族は親戚で集まることが少なく、結婚してから親戚同士で集まったのは義祖父の葬儀と、生後半年の娘をお披露目するために参加したお正月の集まりの2回のみ。そのときも親戚の方からは「お手伝いはいいから、娘さんのお世話をしててね」と気にかけてもらったため、娘のお世話とたまに夫側の親戚とお話をするだけでした。
また、義実家でも、義母は嫁である私ではなく、最初に義妹や夫に手伝うように声をかけるのです。義妹や夫が手伝えないときなどは私に「これしてくれる?」と具体的に指示をくれます。
あまり気が利かない私にとって、何をお手伝いしたらいいのかをはっきりと教えてもらえるのはとてもありがたかったです。
「結婚をしたら、率先して義母のお手伝いをしなきゃ」と緊張していた私は、義実家のやさしさにとても救われたのです。
今では、結婚前の緊張が嘘のように義実家でくつろげるようになりました。もしかすると、義実家では、私に任せるよりも自分たちでやったほうが早いし気楽だという考えがあるのかもしれません。
それでも、長男だからというだけで夫との結婚を諦めなくて良かったなと感じています。これからも、義家族に甘えすぎず、自分にできることは率先して手伝い、いつか義母や義妹のようにテキパキ動けるようになりたいなと思っています。
著者/西山百々
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