捨てて後悔したモノって実は少ない!?
8年間、たくさんのモノを捨ててきましたが本気で「あれは捨てて失敗だったな」と思ったモノは結局2つしかありませんでした。
実はそれは、後悔しない捨て方を意識して手放してきたから。
後で後悔しない捨て方のポイントは2つ。
①無理に捨てようとしない
手放そうかどうしようかまだ悩んでいる時に勢いだけで手放してしまうと後で後悔することも。
私は手放すかどうか悩んだ時には一旦捨てる前に「お試し期間」を設けています。
例えば炊飯器を手放してお鍋でご飯を炊くようになった時には炊飯器を3ヶ月ほど寝かしておいて「炊飯器がなくても大丈夫か」を実験してから手放しました。
また、捨てて簡単に買い直しや買い戻しができるのかも重要です。
先ほど出てきたしゃもじは捨ててしまっても100円ショップで簡単に手に入れることができる、と思いパッと手放すことができました。
これが買い直すことのできない思い出の写真などであれば捨てるまでのお試し期間は長めに設定してみるのがおすすめです。
②必要なモノは変わるからまた買えばいいという視点を持つ
例えば炊飯器を手放した時、「10年後に息子たちが高校生になったらお弁当のために炊飯器が必要かな?」とふと思ったことがありました。
でも、10年後の未来では3合炊きの炊飯器では小さいかもしれないし、そもそも10年経ったらどちらにせよ買い替えの時期になっている。
必要になったらその時にまた、自分達に合う機能のものを買えばいい、と考えると不安がなく手放すことができました。
私たちのライフステージは絶え間なく変化しているので、今持っているモノが未来でもぴったり暮らしにフィットするとは限りません。
道具もどんどん進化しているので必要になった時に、性能や見た目、大きさなどをよく吟味して買い直した方が生活の質はあがります。
このように「今、持っていること」に執着しなくなるとモノの手放しはグッと気が楽になります。
モノが少なくなると暮らしが楽になる
私は、元々とても物持ちが良い方で収納の中はいつもテトリス状態。
ギュッと詰め込んだ状態を崩すのが面倒で結局中のモノを使わない。
だから、いつまでもモノが壊れないで増える一方という暮らしでした。
そんな日々から脱出するためにゴミ袋で100袋以上分手放したのですが、今は何を捨てたのかよく思い出せません。
今まで沢山の方の「捨て」現場に立ち会ってきましたが皆さん同じように「忘れてしまった」とおっしゃいます。
人は、目の前からなくなってしまうと意外と忘れてしまうものなんだな、と思います。
そもそも捨てようかどうしようか迷ったモノは今現在、一軍として使っているような道具ではないモノが多いはず。
今、使っていなくても暮らしていけているモノは手放して後悔することはほとんどありません。
モノが少なくなればなるほど掃除や片づけは簡単になり、自己肯定感は上がり、一つ一つのモノにお金をかけられるようになるので暮らしの質も上がっていきます。
ぜひ皆さんも手放すことを怖がらないで片づけに挑戦してみてくださいね。
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした!
配信: michill(ミチル)
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