心身ともに辛いパニ子の前に救世主が現れる!
そこに義父まで応戦し、言われ放題のパニ子。カイトの元カノ「ミク」のほうが良かったとまで言われ、怒りと悲しみでいっぱいになるも、なにも言えずにいました。そして義母がカイトにパニ子と別れるよう促すと、カイトはノリノリで別れを切り出します。我慢の限界を迎えたパニ子は彼らに反論! ……しようとすると、「いい加減にしろよ!」とナナの怒声がさえぎります。
実はナナもひどい生理痛に悩まされていたものの、ずっと家族に理解されず苦しい日々を送っていたのでした。ナナが生理痛に苦しむときも義母は「怠け者!」とののしり、最終的には「生理痛は嘘」だと無理やり認めさせられたといいます。
義母は、かつて「生理痛なんてものはない」と認めたナナを、嘘つきのパニ子を叱る要員として呼び出していたのです。しかし、そのナナが反論しはじめ義母は激しく動揺。一方、ナナが自分を守るために来てくれていたことを知り、うれしくて涙が止まらないパニ子。ナナに背中を押され、パニ子のほうからカイトたちに別れを告げました。実のところ、ナナは両親が待ち望んでいた初孫を妊娠していました。しかし、かつてとなにも変わっていない両親に愛想を尽かし「あなたたちに会わせるつもりはないから」と高らかに宣言。そして、実家を後にするのでした。
カイトと別れて新たな人生を歩む
ナナのおかげでパニ子は無事にカイトと別れることに。後日、カイトが元カノのミクと授かり婚をしたと風の噂で聞くのでした。それから半年後、突然カイトから電話が。
しばらく着信を無視し続けていましたが、ある日家の前で待ち伏せをしていたカイトに泣きつかれます。どうやら、ミクのおなかにいる子どもは別の男性との間にできた子どもだそうで、カイトは「俺、知らない男の子どもなんて育てられないよ。もう一度お前とやり直すから、ミクとうまく別れる方法を教えてくれよ!」と言いだす始末。呆れたパニ子は、カイトを一蹴するのでした。
カイトと破局後もナナとは交流を続けていたパニ子。生理痛を理解し、やさしくサポートする夫と幸せそうに過ごすナナを見て、「将来、私も素敵な人と家族になれるといいな」と願うのでした……。
生理痛は女性特有のもので、痛みを感じる度合いは人によって異なります。大事な婚約者のつらさに寄り添わず、それどころかひどい言葉でののしったカイト。そして、誤った考えで娘を失ったカイトの両親。彼らには哀れな末路が待っていましたが、相手に理解を示していたら明るい未来になっていたのかもしれませんね。
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著者:ライター パニコレ
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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