死を覚悟「ごめんね…」義実家に軟禁されていた妻、娘と脱出!近所の人に救われて<妻の不幸を喜ぶ夫>

死を覚悟「ごめんね…」義実家に軟禁されていた妻、娘と脱出!近所の人に救われて<妻の不幸を喜ぶ夫>

レイさんは、年上でやさしくて、聞きじょうずなトオルと意気投合し結婚。なぜかレイさんが失敗することをうれしがるトオル。妊娠を機にトオルの勧めで専業主婦に。娘の桃を出産後、家に帰るとマンションは売り払われており、義実家で同居することに。


産後、慣れない場所での育児に加え、家に誰もいなくなると覗いてくる不気味な引きこもりの義兄と、嫌味や文句ばかりのトオルとの生活。


さらに、スマホを捨てられ外と連絡を取ることもできず、髪の毛も抜け落ち、外出も禁止されてしまったレイさん。心も体もボロボロになっていました。

再び実家に帰りたいと訴えると「母親? 一生会わなくてよくない?」「もし黙って帰ったりしたら、桃がどうなっても知らないよ」と本音がぽろり。


トオルには自分たちへの愛情がないと確信したレイさんは、翌日、夫が仕事へ行ったすきに荷物をまとめ、桃と一緒に義実家を飛び出すのでした。

不安に押しつぶされそうな私を救ってくれたのは…























義実家を飛び出したレイさんでしたが、これから先のことを考えると不安に押しつぶされそうに……。生きる気力すらなくかけていたレイさんでしたが、救ってくれたのは娘の桃でした。


桃の顔を見て、「この子だけは絶対に守らなきゃ」と誓ったレイさん。奮起してさらに山を下り続けます。


すると顔見知りの竹さんが車で通りかかり、乗せてもらえることに。その間、竹さんに今まであったことを話します。

それを聞くと、レイさんに母へ連絡するようにと竹さんは携帯を貸してくれました。久しぶりに母の声を聞いたレイさんはうまく言葉が出ず、支離滅裂ながらも現状を伝え、飛行機で帰ることになったのでした。


長い間トオルに心を蝕まれてきたレイさんは一瞬最悪の事態を想像してしまいましたが、娘のおかげで、生きる気力を取り戻せました。

ようやく母親とも連絡が取れ、無事に義実家を脱出できたレイさん。娘のためにも、レイさん自身のためにも、前を向き自分をもっと大事にできるよう、心も体もしっかり休めてほしいです。

土井真希さんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。

外部サイト:土井真希望の実話な人々(外部リンク)

著者:マンガ家・イラストレーター 土井真希

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