里芋に含まれる栄養素・期待できる効果は?
里芋はサトイモ科サトイモ属に属する芋類の一種で、原産地は東南アジアです。その生命力と繁殖力の高さから子孫繁栄をもたらす縁起の良い食材として日本でも古く昔から親しまれています。
〜里芋に含まれる栄養素・期待できる効果は?〜
<ガラクタン>里芋のぬめり成分でタンパク質と炭水化物の複合体と言われています。ガラクタンには血中のコレステロール値を下げる働きがあるんだとか。
<ビタミンB6>ビタミンB6はタンパク質をアミノ酸に分解し、メラニン色素の元となるチロシンの吸収率を高める作用があります。
<マグネシウム>丈夫な歯・骨の形成をサポートします。
<亜鉛・鉄>赤血球を増やし、貧血や目の下のクマなどのトラブルを防ぐ効果が期待できます。
<カリウム>体内に蓄積した余分な水分、老廃物の排出を促してむくみ改善に役立ちます。
<食物繊維>血糖値の急上昇を抑え、脂肪の蓄積を防ぎます。
里芋を使ったおすすめのレシピ 〜里芋とアーモンドの豆乳スープ〜
体をぽかぽかと温かめてくれる「里芋とアーモンドの豆乳スープ」のレシピをご紹介します。材料に使用しているアーモンドには、老化の原因となる活性酸素の発生を抑える抗酸化成分「ビタミンE」が豊富に含まれています。
〜里芋とアーモンドの豆乳スープの作り方〜
<材料>
・里芋 100g
・玉ねぎ 1/4個
・料理酒 大さじ2
・水 150cc
・豆乳 50cc
・炒りアーモンド 4〜5粒
・しょう油 小さじ1
・塩、胡椒 各適量
・ナツメグ 少々
<作り方>
1. 里芋は皮をむき、2cm大の乱切りに、玉ねぎは粗みじん切りにします。
2. 鍋に料理酒と水を入れて火にかけます。
3. 沸騰したら火を弱め、里芋が柔らかくなるまで煮ます。
4. 3の粗熱が取れたらミキサーに(※熱いまま入れると熱で容器が膨張し、蓋が飛んでいく可能性があるので十分注意してください)アーモンド・玉ねぎと一緒に加えて撹拌します。
5. 滑らかになったら鍋に移して温め、豆乳を加えて泡立て器や木べらでよく混ぜます。
6. 仕上げにしょう油と塩、胡椒で味を整え、ナツメグを加えて完成です。
いかがでしたか?旬の食材、里芋を食べて体の内側から美を極めていきましょう!