『人見知りには“型”がある?』『初対面は“なりたい人”になるチャンス!』『人見知りは克服しなくたっていい?』の記事で、人見知りで悩むアナタが公園デビューはモチロン、他のあらゆるママ友たちの会合などでも物怖じしない心の準備は、すでに整いました。でも、ちょっと待って! 対人心理カウンセラーの羽林由鶴さんが、これから挙げてくれる5つの“最後の注意”に目を通し、自己チェックしてみましょう。
□ アナタの子どもは、本当に今日公園デビューしたがっていますか?
「子どもの体調や機嫌が良いかをきちんと見極めてから出発して。子連れでの公園散歩は、あくまで子どもが主役。『月曜日に行くって、私が前から決めてたの!』じゃあ本末転倒だということです」
□ アナタの服装は、子どもと一緒に遊べるものですか?
「『ほかのママさんはあんなバッグ持ってるから』『キレイなヒールをはいているから』……みたいなことばっかりが頭をよぎって、場にそぐわないオシャレをしたりしていませんか? 汚れても大丈夫で、動きやすい恰好がママの基本。素敵なママは子どもの笑顔を第一に考えます」
□ 会話の量が「アナタの子どもと」より「ママ友と」のほうが多くないですか?
「何度も言いますが、主役はあくまで子ども。そこまでママ友同士でおしゃべりしたいなら、子どもをどこかにあずけてママさんだけの集まりを開くことをオススメします。子連れのときは、ママ友にじゃなく子どもに声がけすることを常に心がけ、会話の比率は“ママ3:子ども7”をイメージしてくださいね」
□ 遊んでいる子どもの表情に一度でも目を向けましたか?
「ママ友の顔色ばかりを気にすると、子どもを見る回数が減ります。子どもはママに見てほしくて、いろいろなアプローチをしていますよ。ゼヒ気づいて、一言でいいので声をかけてあげてください。自分を見ている安心感と一言は親子の絆を強くします。そして、この絆こそが良い子を育てる秘訣なんです」
□ 家に帰って自分が疲れを感じる前に、子どもの顔を見て疲れているかを確認しましたか?
「アナタ自身の反省をする前に、子どもの様子を確認しましょう。初めての公園はきっと刺激的だったはず。『楽しかったね!』の言葉を笑顔でかけてあげてくださいね。子どもがまた公園に行きたそうにしたら、公園デビューは大成功です」
さて。いかがでしたか? そういえば今のママさんって、子どもとあまりしゃべらなかったりもしますよね。子どもがいかにもかまって欲しそうにしているのに、ママさんはスマホばかりいじっていたり……。ママさん同士での人見知りを治す前に、まず自分の子どもにいっぱい声かけしてあげましょう。