また、浅漬けやキムチなどの野菜漬けが食卓に登場する頻度が伸長している一方で、「浅漬けの素」や「麹漬け」など漬け材の味わいは限られており、白だしや塩昆布などを活用して独自に調理をする人も増えている。そこで同社は、「もっと手軽にさまざまなフレーバーを楽しんでもらいたい」と「おまかせ野菜漬の素」シリーズを開発した。
同シリーズは「家族と進んで食べたくなる、家族が喜んでくれる味わい」を基本コンセプトに開発されており、なじみのある定番の味に、トレンド要素を盛り込んでいる。好きな野菜を切り、切った野菜100gに対して同品50mlを袋に入れるだけで野菜漬けが楽しめる。30分程度漬け込めば浅漬けで、半日程度漬け込めばしっかり漬けを楽しめる。
左から「おまかせ野菜漬の素・コク旨みそ」、「おまかせ野菜漬の素・醤油&ごま油」、「おまかせ野菜漬の素・甘旨ヤンニョム」
「おまかせ野菜漬の素 醤油&ごま油」は、酢と醤油をベースにごま油と中華風のうまみが楽しめる。おすすめ野菜は定番のキュウリやキノコ、ゆで卵を漬けても楽しめる。
「同コク旨みそ」は、酢をベースに味噌のコクとニンニクの風味が楽しめる。キャベツやネギなどのほか、豚肉を漬けて焼いても楽しめる。「同甘旨ヤンニョム」は、酢をベースにニンニクや魚介系のうまみを利かせた甘口のヤンニョム味が楽しめる。モヤシや大根などのほか、焼いたタラを漬けても楽しめる。
また、3品ともラッキョウやニンニクなどのじっくり漬けでも楽しむことができる。このように副菜の1品として簡単に作り置きもできるほか、さまざまな食材と相性が良いため、冷蔵庫の余り物を活用でき、家庭での食品ロス削減にもつながる。3品とも内容量は300ml、標準小売価格は324円(税込み)となっている。
◇日本食糧新聞の2023年3月13日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ