栗に含まれる成分・期待できる効果
栗はブナ科クリ属の木の一種で、日本では縄文時代から親しまれているようです。今では身近な食材となりましたが、当時の収穫量は少なく、大きさ自体も小粒だったことから大変貴重な高級食材だったと言われています。
〜栗に含まれる成分・期待できる効果〜
<ビタミンB1>糖質をエネルギーに変換し、新陳代謝を活性化します。
<ビタミンC>シミの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。
<葉酸>赤血球や細胞を生成し、貧血を防ぐ効果が期待できるほか、コラーゲン繊維を活性化させ弾力のある肌へ導きます。
<ペクチン>食物繊維の一種で血糖値の急激な上昇を抑え、脂肪の蓄積を防ぎます。
<タンニン>紅茶や緑茶にも含まれる成分で脂肪の吸収を抑制する作用があるほか、老化の原因となる活性酸素を体内から取り除き、若々しい肌へ導いてくれるんだとか。
<カリウム>体内に蓄積した不要な老廃物の排出を促し、むくみを防ぎます。
栗を使ったおすすめのレシピ 〜栗とえびのクリームグラタン〜
身も心もほっこり温まる、栗とえびのクリームグラタンのレシピをご紹介します。
〜栗とえびのクリームグラタンの作り方〜
<材料>
・むき栗 150g
・えび(殻付き)10〜12匹
・ブロッコリー 1/2個
・長ねぎ 1本
・バター 大さじ1
・コンソメの素(固形)1個
・小麦粉 大さじ2
・牛乳 3カップ
・塩胡椒 適量
・ピザ用チーズ お好みの量
<作り方>
1. えびは背わたを除き、沸騰したお湯でさっと茹でたら殻をむきましょう。
2. ブロッコリーは小房に分け、沸騰したお湯で茹でてザルに上げておきます。
3. 長ねぎは小口切りにします。
4. 鍋を熱してバターを溶かし、中火で長ネギをさっと炒めます。
5. 4に小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒めたら、牛乳を少しずつ加え、とろみがつくまで木べらでかき混ぜていきます。
6. 5に1と2、むき栗を加え、コンソメの素と塩胡椒で調味します。
7. グラタン皿に6を流し入れ、ピザ用チーズをトッピングしてオーブントースターでこんがりと焼き色がつくまで加熱しましょう。
いかがでしたか?栗といえば甘露煮などのイメージが強いかもしれませんが、調理方法次第でパスタやグラタンなどの洋食にも応用することが可能です。栗を秋の食卓に取り入れ、内側から美を磨き上げていきましょう。