料理の隠し味に「カンロ飴」
カンロのロングセラー商品として60年以上愛されている「カンロ飴」。
甘じょっぱいまろやかな味わいは、なんだか懐かしさを感じますよね。
世代を超えて愛され続けているこのカンロ飴が、なんと調味料としても優秀すぎるということで注目を集めています。
カンロ飴の原材料は、「砂糖・水飴・しょうゆ・食塩」のみ。なじみのある素材ばかりですが、特別な条件で加熱することでコクとおいしさを一粒に凝縮させています。
このカンロ飴を料理に入れると、味に深みを出す調味料代わりとなるだけでなく、水飴の効果などで照りが出やすくなり、いつもの料理が一段とおいしくなるということでSNSでも話題となっているんです。
意外な使い方だからこそ、試してみたいと思う方も多いのでは?
実はさまざまな料理との相性がよいカンロ飴ですが、今回はこれからやってくるアウトドアシーズンに向けて、BBQやキャンプで作りたいおすすめのカンロ飴レシピをご紹介します。
初夏のアウトドアにおすすめ!カンロ飴で作るキャンプ飯レシピ
キャンプ飯でもカンロ飴は大活躍!
手軽ながらもコクや旨味を出してくれるので、より簡単においしい本格キャンプ飯を作ることができますよ。
バターキーマカレー
カンロ飴のほんのりとした甘さがコクを生み出し、時短で簡単なのにじっくりと煮込んだような本格的な味わいに仕上がります。
ごはんの代わりにナンと合わせるのもおすすめです!
材料(2~3人分)
・豚ひき肉……400g
・玉ねぎ……1個
・にんにく(チューブ) ……6cm
・ホールトマト缶……1缶
・カンロ飴……6個
・水……150ml
・塩……小さじ1
・カレールー……3皿分
・サラダ油……大さじ1
・バター……15g
・ごはん……3人前
・パセリ・パクチー等……お好みで
作り方
1. フライパンにサラダ油をひき、豚ひき肉を火が通るまで中火で炒め、器に取り分けておく。
2. みじん切りにした玉ねぎを、先程のフライパンに入れ少し色が茶色くなるまで中火で炒める。にんにくチューブを加え、さらに2分程炒める。
3. 2にホールトマト缶、水、カンロ飴を加え、トマトを潰しながら混ぜ飴を溶かす。少し水気が減るまで5分ほど煮込む。
4. 煮込んでいる間にカレールーを刻む。3に炒めたひき肉、刻んだルー、塩を加え、香りが立つまで弱火で炒める。ルーが溶けたら最後にバターを加えて混ぜる。
※ルーを焦がさないように火加減に注意しながら炒めてください。
5. ご飯にかけて、お好みでパセリやパクチーを添えて完成。
鶏もも肉のパリパリ北京ダック風
ジューシーさがたまらないごちそうレシピ!
甜麺醤としょうゆにカンロ飴を加えることで、深みのある甘さとまろやかさが味わえます。
ごま油の香りとも相性バッチリです!
材料(1~2人分)
・鶏もも肉……1枚
・塩……適量
・こしょう……適量
・きゅうり……1本
・甜麺醤……大さじ2(※赤味噌で代用可)
・カンロ飴……3個
・水……30ml
・しょうゆ……小さじ2
・ごま油……小さじ1/2
・ラー油……適量(お好みで)
・春巻きの皮……3枚(4等分に正方形にカット)
作り方
1. きゅうりを4等分にカットして千切りにする。鶏もも肉は常温に戻しておく。シェラカップに水、カンロ飴を入れ、弱火で5分程加熱、飴を溶かす。
※おうちで作る場合は、耐熱容器に入れてふわっとラップをし電子レンジ(500W)で5分加熱してください。飴が溶け切らない場合は追加で30秒ずつ加熱して様子を見ましょう。
2. 溶かしたカンロ飴にしょうゆ、甜麺醤、ごま油、お好みでラー油を加えよく混ぜておく。これでタレの完成。
3. 鶏もも肉を半分に切り、厚みのある部分に切り目を入れ、塩こしょうで両面に下味をつける。
4. 冷たい状態のスキレットに鶏もも肉の皮目を下にして置き、ヘラ等で肉をおさえつけながら弱火で7~8分焼く。皮目がパリッとしたら裏返し3~4分焼く。
※フライパンでもOKです。皮目がパリパリになるように油を敷かず、鍋が冷たい状態で焼いてください。
5. 鶏もも肉をまな板に取り出す。食べやすい大きさにカットし、皮のパリパリを保つために
皮目を上にして器に盛り付ける。
6. 春巻きの皮にタレを塗り、鶏もも肉ときゅうりを一緒に巻いて食べる。
うずら味玉の燻製
調理時間:15分(漬け込み時間を除く)
うずらの卵をめんつゆとカンロ飴で漬け込むだけでジュワッとコク旨の味玉に!
それだけでもおいしいけど、さらに燻製するとキャンプのおつまみに最高です!
材料(4~5人分)
・うずらの卵水煮……50個
・めんつゆ(2倍濃縮)……適量
・カンロ飴……3個
・水……50ml
・燻製用さくらチップ
作り方
1. シェラカップ(または小鍋)にカンロ飴と水を入れ中火で5分程加熱し飴を溶かす。軽く粗熱を取り、めんつゆを少し加えて混ぜる。
※おうちで作る場合は、耐熱容器にカンロ飴と水を入れ、ふんわりラップをして電子レンジ(500W)で4分程加熱し、めんつゆを少し加える。
2. 保存袋に1とうずらの卵がつかる量のめんつゆを加えて密閉し、クーラーボックスで一晩漬け込む。
※おうちで作る場合は冷蔵庫で漬け込む。
※保存袋は袋を2重にするか容器に入れると液漏れなく作れます。
3. 漬け込んでおいたうずらの卵を取り出し、網の上に並べて表面が乾くまで乾かす。
4. 燻製鍋(なければフライパンや鍋に丸型網を入れてもOK)にアルミホイルを敷き、さくらチップを乗せ煙が出るまで強火にかける。
5. 3を燻製鍋に入れて蓋をし、弱火で10分程燻製にする。色がついたら粗熱を取り、器に盛り付けて完成。
※燻製の際は破裂しないように、うずらを入れた後は弱火でじっくり燻してください。
塩カンロ飴のとうもろこしご飯
こちらは「塩カンロ飴」を使ったレシピです。
塩カンロ飴を入れることでもっちり感を引き出し、とうもろこしとお米の甘味が引き立ちます。お好みでバターを入れるのおすすめです!
材料(3~4人分)
・米……2合
・とうもろこし……1本
・塩カンロ飴……4個
・塩……小さじ1弱
・酒……大さじ1
作り方
1. 米は洗い、飯ごうに入れて2合分の水で30分程浸水させる 。
2. とうもろこしは皮をむいて根元を切って長さを半分にし、芯のまわりの実を包丁でそぎ落とす 。
3. 吸水後、塩カンロ飴、塩、酒を入れて、2のとうもろこしの実と芯をのせ、炊飯する 。
※吸水時に調味料を入れると吸水が悪くなるので、炊く直前に入れる 。
4. 炊き上がったらとうもろこしの芯を取り除き、さっと混ぜる 。
配信: おうちごはん