1分でわかる「子育て中のママに効くツボ」

第6回 暮らしに役立つ1分動画
赤ちゃんを抱いたり、おんぶしたり、授乳したり……。何だかんだで体力勝負な部分も大きい子育て中は、身体のあちこちがつらくなってしまうことも。
そんな症状をやわらげてくれるかも知れない、ママに効くツボを紹介しましょう。
※効果には個人差がありますので、症状がひどい場合は専門の医療機関などに相談してください。

1分でわかる「子育て中のママに効くツボ」

子育ては体力勝負! 肩こりや腰痛にもなやまされてしまいます。
そんなママの体調を整えてくれる身体のツボを紹介しましょう。

肩こりや頭痛に効くといわれているのが「肩井(けんせい)」
頭を前に傾けると、背骨から首の後ろ辺りにかけて、少し出っぱった骨が。
その出っぱりと肩の端を結んだラインの中間地点を中指と人差し指で、垂直に押し込みましょう。
(※3秒押して3秒離すといった動作を5〜6回繰り返す)

腰痛に効くのが「腰腿点(ようたいてん)」
手の甲の、人差し指と中指、小指と薬指の骨の間にあります。
反対の手の親指と人差し指で、手の甲を挟むように押し込みましょう。気持ちいい痛みを感じるはずです。

腰にある「腎兪(じんゆ)」「志室(ししつ)」「命門(めいもん)」は腰痛だけではなく、腎臓機能や体力アップにも効果あり。
おへその真後ろにある「命門」から、それぞれ左右へ指2本、4本離れた場所にあるので、親指で30回づつくらい押しもみましょう。

身体のだるさや疲労回復には「湧泉(ゆうせん)」
土踏まずの上、足の指を曲げるとへこむあたりにあるので、両手の親指の先で強く押し込みましょう。

不眠ぎみになってしまった時は「失眠(しつみん)」がオススメ。
かかとのちょうど真ん中にあるので、握り拳でつぼを20回ほどゆっくり叩いていきます。

「赤ちゃんが寝てくれない!」という時にも、この失眠を親指の腹でかるくなでてあげると、気持ちが静まって寝つきがよくなりますよ。

1分でわかる「子育て中のママに効くツボ」


北村ヂン
北村ヂン
ライター・イラストレーター
1975年生まれ。ライター・イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイト」などで連載中。 著書に『群馬のおきて』『マーシーの薬物リハビリ日記』ほか。
1975年生まれ。ライター・イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイト」などで連載中。 著書に『群馬のおきて』『マーシーの薬物リハビリ日記』ほか。