なぜ生理痛が起こるの⁈ 3つの原因
生理痛は、身体や生活習慣などに原因があると言われています。
【身体の冷えからくる血行不良】
身体が冷えると血管が収縮し、血行が悪くなります。冷えが原因で、子宮は酸素や栄養不足になり、子宮が凝り固まると言われています。血行不良は卵巣や子宮の働きに影響し、痛みの原因に繋がります。
【ホルモンバランスの崩れ】
ストレスや疲労、不規則な生活や無理なダイエットなどで自律神経が乱れて、ホルモンバランスの崩れに繋がります。ホルモンバランスの崩れが血行不良の原因になると言われています。
【子宮を収縮させるプロスタグランジン】
生理の時、子宮を収縮させ、不要になった子宮内膜を血液とともに体外に排出する「プロスタグランジン」というホルモンに似た痛みの物質があります。プロスタグランジンの分泌量が多いと子宮が更に収縮し、痛みの原因になるようです。
※重い生理痛、日常生活に困難をきたしている場合は、病気が隠れている可能性もあります。婦人科を受診をおすすめいたします。
生理痛を和らげる3つの食材と避けたい食材
生理痛を和らげるのには、ホルモンバランスを整えて冷えを改善し、血行を良くするのがポイントです。
【ホルモンバランスを整える大豆食品】
女性ホルモンに似たような働きをする「イソフラボン」が豊富な大豆食品は、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。
◆大豆食品:豆腐、豆乳、納豆、きなこなど
【身体を温める生姜やネギ類などの香味野菜】
タマネギや長ネギなどのネギ類、生姜には身体を温める効果が期待できます。タマネギに含まれるアリシン、長ネギに含まれる硫化アリル、生姜に含まれるジンゲロンなどが血行を促して、生理痛を和らげる効果が期待できると言われています。
◆香味野菜:タマネギ、長ネギ、にら、生姜、にんにくなど
【血行を促進するビタミンE】
ビタミンEは血行を促進して冷えを改善し、自律神経やホルモン分泌を整える効果が期待できると言われています。
◆ビタミンEが多く含まれる食材
・アーモンド、落花生、くるみなどのナッツ類
・アボカド、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜
【避けたい食材】
身体を冷やす食べ物や飲み物は、更に生理痛を悪化させる可能性があります。生理中は極力避けましょう。
◆砂糖の多く含んだお菓子やジュースなど
◆コーヒー、紅茶などのカフェイン類
◆添加物を多く含むインスタント食品やジャンクフードなど
いかがでしたか?日頃の食事から、栄養バランスよく食べることを心がけ、身体を温めてホルモンバランスを整え、生理痛を改善していきましょう!生理痛だけでなく、体質改善も期待できますよ。