「ありがとうでいいじゃん」ひとり親で娘に申し訳ない…そんな気持ちをラクにしてくれた男友だちの言葉

「ありがとうでいいじゃん」ひとり親で娘に申し訳ない…そんな気持ちをラクにしてくれた男友だちの言葉

私は、長女が0歳のころに離婚しています。「父親がいなくて、長女に申し訳ない」。そんな気持ちを抱えながら子育てをしていました。ある日、卒業した中学校の同窓会があり、久しぶりに会った男友だちに言われたひと言で、気持ちがすーっとラクになったのです。

『ありがとう』でいいじゃん

私は、長女が小さいときに元夫のDVが原因で離婚していて、そこからしばらくはシングルマザーとして子育てしていました。長女には申し訳ない気持ちが大きく、「寂しい思いをさせて、ごめんね」「お父さんがいなくて、ごめんね」と心の中で思うことがよくありました。


ある日、中学校の同窓会があり、私は出席することに。そして、同窓会の二次会で久しぶりに会った男友だちと、お互いの近況を話していました。彼は中学生のときに母子家庭で、親が離婚したのは小学生のときだったそうです。私は彼に、「実際、母子家庭ってどうだった? 寂しかった? 私は元夫のDVで離婚したけど、娘にしょっちゅう『片親でごめんね』って思っちゃってさぁ……」と話しました。


すると、彼は「俺の父親は暴言がひどい人だったから、別れてくれてよかったと思ってる。きっと、○○(私)の子どもも大きくなったら同じことを思うんじゃないかな。『ごめんね』じゃなくて、『生まれてきてくれてありがとう』でいいじゃん。いっぱい愛情を注いであげたら、絶対に伝わるから」と言ってくれたのです。


中学生時代はふざけてばかりだった男友だちからは想像することもできないような、うれしい言葉でした。実際に母子家庭で育った彼から言われたことで、説得力もあったので、彼のアドバイスに素直に感謝することができました。「ごめんね」より「ありがとう」。そう思って、私は今も子育てを楽しんでいます。


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著者:吉川 みきな

14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。

イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと

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