お店の中から息子が消えた。自分の無力さを思い知って思わず泣いた

お店の中から息子が消えた。自分の無力さを思い知って思わず泣いた

これは自閉症スペクトラム症の息子・たつきくんのことを描いたNEGI@エッセイ漫画(negiii51)さんのエッセイです。たつきくんの特性に気がついたものの、まだ診断はついておらずどうすればよいのか悩みながらも行動に移せずにいました。ある時、たつきくんとドラッグストアへ行ったNEGIさん。たつきくんは店に入るなり走ってどこかへ行ってしまい、見失ってしまいます。急いで店内を探すもののたつきくんはおらず、店員さんにお願いしてバックヤードを見てもらうのですが…。

©︎negiii51

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お店の中で消えた息子 

ドラッグストアに入るなり走ってどこかへ行ってしまったたつきくん。NEGIさんは店内やお店の入口付近を探しますがどこにも姿が見つかりません。パニックになるNEGIさんに気付き声をかけてくれた店員さんにバックヤードを探してほしいとお願いし、ため息をついたNEGIさん。しかし、NEGIさんの予想に反してたつきくんはバックヤードにもいませんでした…。

たつきくんは真っ直ぐな道があると走りたくなる特性があったそうで、お店の売り場の真っ直ぐな通路を見て思わず駆け出してしまったようですね。たつきくんに限らず、お店に入ると走り出してしまう子どもはいますよね。すぐに見つかるだろうと思っていたのに、店内にはたつきくんはいないようです…一体どこへ行ってしまったのでしょう。

警察に探すのを手伝ってもらうしかない…

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バックヤードを抜けてお店の裏口から外へ出てしまったたつきくん。NEGIさんは公園や自宅などたつきくんがいそうな場所を探しますがどこにもたつきくんはいません。これ以上時間をかけてはまずいと思ったNEGIさんは警察に電話をかけ、迷子になったことを伝えます。電話の途中で誰かが遠くから手を振り、自分を呼んでいることに気がついたNEGIさん。急いでそこへ向かうとそこにはたつきくんの姿がありました。たつきくんは1人で遊んでいましたが、その周りには数人の大人が見守ってくれていたのでした。

とにかく無事に見つかって本当によかったですよね。声をかけつつも、無理に移動させようとせずにそっとしてくれていたこともたつきくんにとってはよかったのかもしれません。いざという時、警察に連絡をすることを迷ってしまうこともあるかもしれませんが、ある程度探しても見つからない場合はとにかく頼れるものを頼るというのは大事なのかもしれませんね。

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