防災グッズを色々と揃えてはいても、置く場所まで気を配っていますか?置く場所が悪いと、いざ災害が起きたときにせっかく用意しておいた防災グッズを取り出せなくなってしまうこともあり得ます。
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置き場所が悪いと、取り出せなくなることも
では、どんなことに注意して置く場所を決めたらよいでしょうか。サッと取り出したい防災グッズ(懐中電灯・靴・ヘルメット・非常用持ち出し袋)の置き場所を考えてみます。
懐中電灯・ランタン
懐中電灯は枕元の手に取りやすい場所に
まずは懐中電灯の置き場から考えてみましょう。
懐中電灯が必要になるのは、夜間に停電で照明が点けられないときです。夜間に多くの時間を過ごす場所と言えば、寝室。まずは枕元の手に取りやすい場所に置いておくと良さそうです。
ランタンはリビング、トイレに
わが家では各寝室の枕元に一つずつ懐中電灯を置きました。そして、夜はリビングに集まることが多いので、リビングには大きめのランタンを、トイレにも、小さいランタンを置きました。
もちろん普段は使用しないものですが、押し入れの奥など取り出しにくいところにしまい込んでおくのではなく、暗くなってもすぐに取り出せる場所に置いておくと、いざというときも安心です。置く場所を決めたら家族にも知らせておきましょう。
電池残量など、定期的にチェック!
懐中電灯・ランタンの置き場は家の間取りや夜の過ごし方などでも変わってくると思うので、寝室・リビング・トイレ以外にも、自分ならどこに置いておくと便利なのか考えてみてください。
電池の残量や懐中電灯そのものが壊れていないかも定期的にチェックし、必要なときに使えないという状況を作らないようにしておくことも大切です。
靴・スリッパ
はだしで歩くのは危険、スリッパや靴を枕元に
普段は玄関にある靴ですが、災害に備えて枕元に一足置いておくのをおすすめします。
夜間に大きな地震が起きて布団から出ようとした場合、暗くて足元が見えない中、はだしで歩くのは危険です。落ちてきたものや壊れたものの破片を踏むとケガをする恐れがあるため、サッと履けるスリッパや靴を枕元に用意しておくと、そういった危険を回避することができます。
履き古した靴でもOK
釘踏み抜き防止に靴底が強化されたスリッパなども販売されています。それがあればより安心ですが、まずは手軽に履き古したスニーカーや底が薄すぎないスリッパなどを用意しておくだけでも心強いです。
特に成長の早い子どもの靴のサイズは定期的にチェックしてくださいね。
ヘルメット
ヘルメットが必要になるのは家の外に出るときなので、玄関に置いておくのが一番便利そうです。畳めるタイプの収納に便利なヘルメットもあるので、玄関にスペースがあまりないという人にはおすすめです。
ヘルメットについては防災ニッポンのこちらの記事でも詳しく紹介しています。
非常用持ち出し袋
配信: 防災ニッポン