旦那が無職で経済的困難…妻が就職活動をサポートしても失敗した場合の対処法は?

旦那が無職で経済的困難…妻が就職活動をサポートしても失敗した場合の対処法は?

3、旦那に働いてもらうために妻ができること

旦那が無職である状況において、一番のリスクは経済面です。

経済面の他にも、

周囲に説明ができない
旦那の態度にがっかりする

などの気持ちが湧き上がるのはわかります。

しかし、もし、ある程度裕福な家庭で、貯金があったり妻の収入でやりくりできているのであれば、旦那の無職の期間は静観しておいてあげるのが一番かもしれません。

これまで頼りにできた旦那であれば、何か考えはあるはずです。

少しゆっくり見守ってあげましょう。

一方、経済的に困窮しているにも関わらず旦那がなんらアクションしない場合はこうはいきません。

そんな場合は、旦那がどんな心理でいるにせよ、とにかく1日でも早く働いてもらうために妻であるみなさんが今できることをまとめてみました。

このまま放置しておくのはリスクが高すぎる!という危機感をお持ちのみなさん、ぜひこれらを参考に行動を起こしてみてください。

(1)旦那の代わりに求人情報を探す

仕事を探すと言いながら一向に何もしない旦那は、自分で求人情報をチェックすることすら億劫になっている可能性が高いです。

そのため、みなさんが旦那の希望に合いそうな仕事をピックアップしておき、「こんな仕事もあるみたいだよ」とその仕事のメリットをさり気なく説明してあげれば、案外やる気になってくれるケースもあります。

これまで自分で起こした行動が失敗に終わることの多かった男性は、「どうせ俺は仕事を見る目がないし」と委縮しているだけの可能性もあります。

ただ、どこでもいいから働いて!という気持ちでピックアップしないこと。

前職を自主的に辞めている場合は特に、何を変えたいのかを知り、それを考慮した上でピックアップしてあげることが大切です。

そうすれば「これは妻が勧めてくれた仕事だから、もし失敗しても俺のせいではない」と思うことで、仕事に応募する気力が湧くことが期待できます。

(2)一緒にハローワークに行く

ただなんとなくサボっているだけの男性なら、妻から「私も一緒にハローワークについていくから」と言われることが、重い腰をあげるきっかけのひとつになります。

ただ、あまり押しつけがましく「あなただけに任せていたらいつまで経っても決まらないから」と言ってしまうと、プライドを傷付けたりプレッシャーを感じさせたりしてしまうので、あくまでも「これは夫婦の問題だから、2人で頑張って解決していこうね」というニュアンスで話を進めていくのがおすすめです。

(3)状況に合わせて心療内科の受診も検討

もし無職になってからの旦那の様子がこれまでと比べて明らかにおかしかったり、言動に違和感を感じることがあったりする場合は、プロのカウンセラーに話を聞いてもらうのもひとつの方法です。

万が一うつ病などの症状があれば、心療内科で治療を受けることが現状を打破するための何よりの近道になります。

いきなり心療内科を受診するのは本人も抵抗を示すかもしれない…というときには、「夫婦で受けられるカウンセリングがある」と言ってみなさんもカウンセリングに同席しましょう。

精神的な不調は放っておくとさらに事態を悪化させる危険も高いため、旦那が無職で居続ける理由に納得がいかないときなどにも1度カウンセラーに相談してみるのがおすすめです。

4、生活が厳しい…お金の悩みを解決する方法

ここからは、現実的なお金の悩みを解消するために役立つ対処法を詳しくご紹介していきます。

なお、どのような対処法を行うにせよ、旦那ときちんと共有すること。

一人でがんばってしまえば、あなたがこの先肉体的、精神的苦痛に耐えられなくなってしまいます。

押し付けるような言い方はNGですが、旦那が仕事をしないことでこのような対処法が必要で行います、ということを知ってもらった上で行いましょう。

(1)パート勤務をする

なかなか旦那の再就職の目途がたたない場合は、みなさんが働きに出ることを考えるのが最も手っ取り早い解決策になります。

子供が小さくても昼間のパートであれば比較的勤務しやすいですし、子供を見てもらえる日だけピンポイントで働くことができる短期のアルバイトなども検討してみましょう。

(2)クラウドソーシングを利用する

「やっぱり外に働きに出るのは難しい」というときには、ネットを通して在宅の仕事を受注できるクラウドソーシングを活用してみるのがおすすめです。

一切オフィスに通うことなく完結できる仕事もたくさんあり、データ入力や簡単な記事のライティングなどは未経験でも始めやすいところが魅力です。

(3)生活保護

旦那がうつ病などで働くことができず、みなさん自身の就職活動も難航している場合、生活保護を受けることもできます。

実際の受給には厳しい条件が定められており、貯金や車などの財産がないことや頼れる親戚が一切いないことなど、すべての条件をクリアしている必要がありますが、「どうしても自分たちだけでは生活できない」というときにはこういった公的な制度に頼ることも考えましょう。

(4)生活レベルを見直し節約を心がける

収入が減っている間は、生活レベルを見直し出ていくお金を極力減らすよう心がけることも必要不可欠です。

車を手放す、一旦実家に身を寄せて家賃を浮かす、固定電話を解約する、格安スマホに機種変更する、保険の内容を見直す、普段使用している生活用品のランクを落とすなど、思い切って節約を決行しましょう。

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