バナナが侮れない!押さえておきたいポイント
バナナはダイエット向きな食材
バナナの栄養素のひとつに「炭水化物」があります。糖を摂ることで血糖値がほどよく上がり、食物繊維も豊富なので満足感もあって腹持ちもよく、血糖値の急上昇が抑えられるので、バナナは朝食としておすすめです。
バナナは中くらいのもので1本103kcalとヘルシーなので、ダイエット中のおやつにもぴったり! 食前などに食べると食べ過ぎ防止になるのでおすすめですよ。
また、朝食などに食べる場合はヨーグルトなどと一緒に食べると「タンパク質」を補うことができ、乳酸菌もプラスできます。
お菓子を食べるならバナナをチョイス
バナナには、「食物繊維」「ビタミンB6」、「カリウム」の3つが豊富に含まれており他のお菓子と比べても栄養素が高いことがわかります。
腸内細菌のバランスによって健康状態が左右されるとも言われているので、健康や美容のためにも食物繊維が含まれるバナナはおすすめの食材。
ビタミンB6は酵素の働きを助ける成分として、多くのアミノ酸の代謝を助けてくれますし、カリウムは塩分の摂りすぎを調節するため、現代人の食生活に不可欠な栄養素ともいえます。
夏バテ対策にも
暑くなって体調を崩しがちになる前に、夏に向けて疲労回復や夏バテ予防としてもバナナを取り入れることがおすすめです。
室内外の激しい温度差は、自律神経のバランスの乱れを引き起こす原因にもなります。冷房で身体を冷やさないようにしたり、入浴時は湯船に浸かる、睡眠をしっかりとる、適度な運動を心がける、こまめに水分を補給する、栄養バランスのいい食事を心がけるなど、できることを取り入れて夏を乗り切りたいですね!
傷みやすいバナナは冷凍で保存
バナナが夏バテやダイエットにいいということは分かったけれど、なんとなく暑いときに食べたいと思わない方もいるかと思います。
そこでおすすめなのが、「冷凍バナナ」です。
凍らせることでのどごしがよくなりますし、傷みやすいバナナを日常でいつでも簡単に取り入れられます。
バナナの冷凍保存方法
冷凍保存するといっても、皮ごと保存したらいいのか、カットして保存したらいいのか、迷ってしまう方も多いと思います。
そこで、管理栄養士の渥美まゆ美さんに、バナナの冷凍保存方法について教えていただきました。
つぶして冷凍する方法
1. 1/2本分を「サランラップ®」にはさみ、手のひらで押しつぶし、そのまま「サランラップ®」で包む。
2. 「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れ、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。
カットして冷凍する方法
1. バナナを使いやすい大きさに切り、使いやすい分量ずつ「サランラップ®」で包み、「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れ、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。
使う際は半解凍でそのまま食べたり、スムージーやデザート・お菓子作りに利用します。
ただし解凍しすぎると褐変したり水分が出てしまうので、要注意。カットして冷凍したものは室温に数分出す程度にして、とけ過ぎないようにしましょう。
つぶして冷凍したものは、あまりかたくないので、室温で放置せずすぐに利用できます。デザート・菓子作りに利用する場合は、とけ過ぎに注意して、つぶせるかたさまで室温においてから利用します。
配信: おうちごはん