「魔女さん」を演じて改めて香りの持つ力を知りました…女優・黒木瞳さん

「魔女さん」を演じて改めて香りの持つ力を知りました…女優・黒木瞳さん

香水の香りをテーマに女性の成長を描く映画『魔女の香水』が6月16日より公開されています。“魔女さんと呼ばれる、白髪でミステリアスな香水屋の店主・白石弥生役を演じた黒木瞳さんに、作品の見どころや香水について、さらに果物や野菜にまつわる話も伺いました。

黒木さん流オニオンスープの作り方

料理は好きで、先日ラジオ出演した時には筑前煮をつくって持って行きました。煮物は味が濃くなってしまうと元も子もないので、100回くらい味見をします。とくにお正月につくる筑前煮は保存食として数日かけて食べるので、なるべく薄味にして、味見を何度も繰り返しながら濃くならないように気をつけています。

美肌や健康を保つために必ず食べているものはないのですが、例えばパクチーがいいという情報を聞いたら、その料理をつくってみたり。旬のものには、その時々に応じた栄養や効果があるので、季節の野菜を使った料理はよくつくりますね。いまハマっているのは、ロールキャベツとオニオンスープ。新たまねぎとキャベツがおいしい時期ですからね。

我が家のオニオンスープは、まず、鍋に新たまねぎとブイヨンを入れて30分ほどゆでるんです。やわらかくなった新たまねぎをフードプロセッサーに入れてペースト状にして、再び鍋に戻して少し煮れば、オニオンスープの完成です。塩とこしょうは、お好みで。簡単ですが、本当においしいんですよ。あまりにもおいしかったので、これをオニオングラタンスープにアレンジしようと、スープの上に小さく切った薄いパンとスライスチーズをのせて、電子レンジで数分温めてオニオングラタンスープ風もつくりました。

夏になると、実家からたくさん届くのが甘~いミニトマト。ヘタを取り、鍋いっぱいに入れてブイヨンだけで煮るとポモドーロ(トマトソース)ができるんです。そのままパスタソースにしたり、たまねぎとひき肉を加えてミートソースをつくったり。夏のトマトはおいしいですし、本当に重宝しますよね。

〈プロフィル〉

くろき・ひとみ 宝塚歌劇団入団。入団2年目で月組娘役トップとなる。映画『化身』(1986)で日本アカデミー賞新人俳優賞、『失楽園』(1997)では第21回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞、『破線のマリス』(2000)では日本映画評論家大賞女優賞を受賞。近年は映画監督として4作品を手がけ、舞台演出などエンターテインメントの世界で幅広く活躍。

※ヘアメイク:在間亜希子(MARVEE) スタイリスト:大迫靖秀

白のセットアップ(PUROTATTO/サン・フレールTEL03-3265-0251)、ピアス(VENDOME AOYAMA ヴァンドーム青山/ヴァンドーム青山本店TEL03-3409-2355)、ネックレス(ケンゴ クマ プラス マユ/ヴァンドームヤマダ/ヴァンドームヤマダTEL03-3470-4061)


(C)2023映画『魔女の香水』製作委員会

映画『魔女の香水』6月16日全国公開

香水の香りが女性を輝かせ、成長へと導く物語。夢に挫折した若林恵麻(桜井日奈子)が「魔女さん」と呼ばれる香水屋の店主・白石弥生(黒木瞳)と出会い、魔女さんの香水と言葉によって突き動かされ人生を切り開いていく爽快なシンデレラストーリー。

[キャスト] 黒木瞳 桜井日奈子 平岡祐太 水沢エレナ 小出恵介 落合モトキ 川崎鷹也 梅宮万紗子 宮尾俊太郎 小西真奈美

[監督・脚本] 宮武由衣

◇◇百菜元気新聞の2023年6月1日号の記事を転載しました。

関連記事:

配信元

たべぷろ
たべぷろ
「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。
「たべぷろ」は食のプロや食の知識を持った子育て中のママライターによる働くママに向けたメニュー提案サイトです。仕事から帰って今日の夕飯にもすぐに活用できる15分で完成するメニューを主体に、作り置きや時短の工夫もご紹介。各レシピには、栄養のことや好き嫌い克服方法・リメイクや節約といった働くママが知っておくと嬉しいノウハウが盛り込まれています。