女の子を連れた母親に泥棒の濡れ衣を着せられ万事休す!?そこに現れた救世主が!?

女の子を連れた母親に泥棒の濡れ衣を着せられ万事休す!?そこに現れた救世主が!?

スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「救いの手を差し伸べた王子様」を紹介します。


27歳・パニ子は、実家を離れて一人暮らしをしている会社員。

まだ独身だけど、仕事にプライベートにと、とても充実した毎日を送っています。

そんなある日、コンビニで小学生の女の子と母親とトラブルになってしまい……。

大事な母の形見

数日前のこと。

仕事から帰ったパ二子は、夕飯を作ろうとした際に醤油を切らしていたことに気づきます。

夜で、しかも外は雨。

その日は、朝方に雨が降っていたため、会社へ傘をさして行ったのですが、夕方には雨が上がっていたので、会社に置き忘れてしまっていました。


でも、パ二子にはもう1本、特別なときにしか使わない大切な傘がありました。


パ二子が小学生のとき、ずっと病気がちだったパ二子の母が亡くなりました。

もともと体が弱かった母とは、ほとんどお出かけや旅行をしたことはありません。

そんな母が、一時外出を許されたときに、パ二子に買ってくれたのがこの傘でした。

母が買ってくれた傘が、母との唯一の思い出。

いわば形見のようなものでした。


パ二子は母が買ってくれた傘を今でも大事にしていて、何度も修理をしながら大切に使ってきました。

見た目は子ども用の傘なので、日常使いすることはなかなかありませんでしたが、「こんなときこそ出番!」と、パ二子は形見の傘を持ってコンビニへ向かうことにしました。

大切な傘を親子が持ち去り…!?

​コンビニで醤油を買い、レジに並んでいると、塾のカバンを持った小学生の女の子と、その母親が店内に入ってきました。


「もう、どうして傘を持って行かなかったの?コンビニの傘だって高いんだからね!」と、娘に話かける母親。

その親子は、しばらく店内をウロウロしていましが、レジに向かうことなくコンビニから出て行きました。


「あれ、傘が売り切れだったのかな……?」

そんなことを思いながら、買い物を済ませて外に出たパ二子。

しかし、パ二子がさしてきたはずの傘が……ない!!


「ビニール傘でもない傘を、誰が間違えるの……?」

慌てて周囲を見渡すと、先ほど母親と一緒にいた女の子がパ二子の傘を持って立ち去ろうとしていたのです……!


「そ、それ!私の傘です!」

パ二子は、急いで声を親子を呼び止めました。


しかし、母親は呆れたような顔をして、

「何を言っているの?この傘、子ども用よ?」


確かに大人が持つにはあまりにも子どもっぽい傘。

でも、その傘はパ二子にとって大事な母の形見でもあります。

「勝手に持って行かないで!」と、女の子から傘を取り返すと、母親が狂ったように騒ぎ始めたのです。

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