ゴッホの《ひまわり》をより近くで鑑賞、陶板複製画で体感
3階 展示室
夢見るような美しい女性像で有名な洋画家・東郷青児の作品と、彼が収集したコレクション345点が収蔵品の核になっているSOMPO美術館。収蔵品の目玉はポスト印象派の代表的な画家たちによる作品で、ゴッホの《ひまわり》やセザンヌの《りんごとナプキン》など、どれも教科書で見たことのある名作揃い。
美術館は、やわらかな曲線が印象的な建築デザイン。白を基調とした展示室(3~5階フロア)は、作品が浮かび上がるようなイメージで、一つひとつの作品とじっくり向き合える空間となっている。
エントランス前の陶板複製画
「当館のコレクションを代表する作品、ゴッホの《ひまわり》は、透明度の高い、無色・低反射のガラスケースで展示されています。ぜひ目の前で鮮やかな色彩をご確認ください。また、エントランス前に、この絵の実物大の陶板複製画が設置されています。ゴッホのリアルな筆致をぜひ触って体感していただければ」とスタッフの方。
アジアで唯一、ゴッホの《ひまわり》を見ることができるSOMPO美術館。本物と陶板複製画で、その作品世界を体感して。
大きな窓のあるくつろぎ空間でお茶やショッピングを楽しむ
2階 ミュージアムショップ&休憩スペース
美術館の2階には、ミュージアムショップと休憩スペースが広がる。ミュージアムショップでは、高精細に再現されたゴッホ《ひまわり》の複製画(6000円~)をはじめ、東郷青児のオリジナルグッズなど、ここでしか手に入らないアイテムが多数揃う。
また、カフェスペースでは、鑑賞後のひとときにコーヒー、紅茶、ソフトドリンクなどがいただける。こちらは、展覧会開催日の土日祝日のみの営業だけど、鑑賞券を持っていなくても利用可能。
高さ5mの木材天井の下に、同じく木材のテーブルや椅子を配した柔らかなくつろぎ空間と、ゆるやかに弧を描いた大きな窓。アートの余韻に浸りながら、ゆっくりとティータイムを楽しみたい。
配信: OZmall