【栃木県・日光】ひんやりスイーツに湖畔のカフェも。輝きを楽しむ日光の夏

【栃木県・日光】ひんやりスイーツに湖畔のカフェも。輝きを楽しむ日光の夏

世界遺産に登録された、豪華絢爛な日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社社寺を訪ねるなら、土地の恵みがたっぷりのきらめくようなスイーツも外せない。この記事では、日光旅の途中で立ち寄りたい、かき氷やパフェなどひんやりスイーツと自然の中のカフェをピックアップしてご紹介。

歴史と自然がはぐくむ日光のときめきスイーツ

1999年に、日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社の2社1寺が世界遺産に登録された門前町・日光。江戸時代の豪華絢爛な社寺めぐりと合わせて楽しみたいのが門前町スイーツ。日光名物の酒まんじゅうで知られる湯沢屋は、1804(文化元)年の創業。この時代は、町人の間でも日光詣が流行し、参詣者に甘い物を売り始めたのが、店の始まりとか。蔵を改造したカフェでは、自慢のあんこや練羊羹を盛り込んだ和菓子職人によるパフェが登場。当時の旅人たちを想像しながら味わってみたい。

日光といえば、真冬の寒さを利用した天然氷のかき氷も名物。透明度が高く、ふわふわの口当たりで、頭がキーンとならないのが特徴。松月氷室、四代目徳次郎、三ツ星氷室が「日光三大氷室」と呼ばれる蔵元で、世界遺産の社寺の周辺の店をはしごすると、3つの蔵のかき氷のコンプリートが可能。かき氷マニアはぜひ。

ほかにも、日光連山の雪解け水が作る名水仕込みのゆばのデザートや、地元の那須御用卵を使ったプリンやパンケーキなど、土地の恵みのおやつに、目も心もキラキラ輝く。

築100年の蔵で味わう端正な和風パフェ

左/鉢石パフェ1100円。ソフトクリームは、地元のゆば店「海老屋」の豆乳を使用している 右上/名産の大谷石を使った蔵をリノベした和モダンな空間。当時のままの梁や日光東照宮から下賜された杉板などが大切に残される 右下/日光天然かき氷1100円。「松月氷室」の天然氷を使用。特製あんソースと、とちおとめの2種類のかき氷が揃う

酒まんじゅうの老舗「湯沢屋」が2022年2月、明治と大正時代のふたつの蔵を改造したカフェをオープン。おすすめは、東京の名店で修業した8代目が考案した鉢石パフェ1100円。自家製あんに練羊羹、求肥、抹茶味の浮島など、一つひとつがおいしく幸せな気分に。

鉢石カフェ

はついしカフェ
TEL.0288-54-0038
住所/栃木県日光市下鉢石町946
営業時間/10:00~17:00(16:30LO)
定休日/不定休
予約/可(繁忙期を除く)
アクセス/東武日光駅または、JR日光駅より徒歩15分

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