お米は冷蔵より冷凍保存の方がおいしい?!
わたしたち日本人にとって、なくてはならない食材である「お米」。
共働きや子育て世帯においては、一度にたくさん炊いて保存しているご家庭も多いのではないでしょうか。
ストックごはんをおいしく食べるなら、冷蔵よりも冷凍がおすすめです。
ごはんのおいしさが低下する原因は、デンプンの老化。デンプンが最も老化しやすい温度は0~4℃。そのため冷蔵室で保存すると、老化が進みやすくなります。
一方冷凍では、水分が凍結し柔らかく消化のよいαデンプンに近い形で保たれるので、再加熱してもおいしく食べられます。
一回で多めにごはんを炊いて冷凍保存しておけば、炊飯時間を省くことができ、食べたい時にすぐに食べられる「時短」効果や、特売なども活用すれば電気代と合わせた「節約」効果なども期待でき、うれしいことづくしなんです♪
あると安心な「冷凍おにぎり」のすすめ
お米の冷凍において、白ごはんを冷凍したことがある人は多いと思いますが、おにぎりは冷凍したことがないという人も多いのではないでしょうか。
おにぎりは簡単に作れるだけでなく、具のバリエーションも豊富で、工夫すれば手軽に栄養が摂れるので、いろんな具でまとめて作って冷凍ストックしておけば、その日の気分に合わせて、好きなものを選んで食べることもできます。
忙しい時でも、とにかくラクにパッと食べられ、腹持ちもばっちりなので、1日のスタートのお供としてもおすすめですし、これからの行楽シーズンでのパーティーなどにも活用できておすすめです。
冷凍してもおいしさキープ!おにぎりの冷凍保存方法
【1】炊き立てのごはんをサランラップ®で包む
炊き立てをサランラップⓇで包むことで、ベストな水分状態と炊き立ての香りを守ることができます。炊飯器で保温したり、冷蔵室で保存したご飯は乾燥したり、デンプンが老化しているため、冷凍しても炊き立ての味には戻りません。そのため、炊き立てで作るのが重要です。
【2】ジップロック®フリーザーバッグに入れて空気を抜いて冷凍
サランラップⓇで包んだら粗熱を取り、ジップロック®フリーザーバッグに入れることで、水分や風味・香りを逃がさず保存できます。
【3】形は薄く、均等な四角の「ざぶとん形」に!
薄く、均等な四角い「ざぶとん形」にすることで、解凍するときにムラなく加熱できるんです。厚さの目安は2cmくらいです。ジップロック®フリーザーバッグにぴったり4つ入り、バッグに入れることで冷凍室にコンパクトに収納できますよ。
配信: おうちごはん