“涙袋メイク”なぜ流行? 各メーカーこぞってアイテム投入 定番化した理由を「セザンヌ」担当者に聞いた

“涙袋メイク”なぜ流行? 各メーカーこぞってアイテム投入 定番化した理由を「セザンヌ」担当者に聞いた

ベストコスメアワードも部門を新設

 メイクのトレンドとして近年注目されている「涙袋メイク」。下まぶたとも呼ばれる目の下のゾーンにハイライトや陰影を描くメイクです。各化粧品メーカーがこぞって専用アイテムを発売するほど白熱する涙袋は、なぜこれほど注目を集めるようになったのか? ベストコスメアワードも受賞したコスメブランド「セザンヌ化粧品」の担当者に話を聞くと、今こそトレンドとなるその理由が見えてきました。


涙袋メイク用のアイテムは、明るいハイライトを入れるものや、薄い影のラインを引くものなど、さまざま

美容サイト、口コミ投稿3000件超

 大手美容サイト「@cosme(アットコスメ)」が毎年発表している「@cosmeベストコスメアワード」。メイクアップ・カテゴリーに「二重・涙袋ライナー」部門が登場したのは2年前の2021年です。

 目のすぐ下にハイライトを入れることで涙袋の膨らみを強調したり、涙袋の下に影のようなラインを引くことで立体感を表現したり――。同部門にランクインしたアイテムには、いずれも1000~3000件超の口コミが投稿され、その人気ぶりがうかがえます。

 2022年の「ベスト涙袋・二重メイク」を受賞したのは、セザンヌの「描くふたえアイライナー」。二重のラインをなぞるようにラインを描くことで目を大きく見せるほか、下まぶたの膨らみの下にラインを引くことで自然な涙袋を表現できるとうたう商品です。アットコスメの口コミでは「色も自然で描きやすい」「元からあったような涙袋が作れる!」などの使用感が寄せられていました。

 涙袋メイクはいつから注目されるようになったのか? セザンヌの場合、2010年代後半に商品開発をスタートさせたと、同社の担当者は話します。


涙袋を描くことで、目が大きく見えるメイクアップ効果がある

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