年長から塾って必要!? 四谷大塚の小学校準備講座に通ってみた話

首都圏を中心に、年長児を対象にした四谷大塚の新一年生準備講座が、例年9月から開講します。昨年娘が受講しました。え!? 年長児からもう塾!? 自分の子どもの頃には考えられなかったけれど、近年首都圏は低学年からの囲い込みが激化していますよね~。なぜ申し込みをしたのか、実際通ってどうだったかのお話です。

新一年生準備講座に申し込みをした理由

お兄ちゃんが塾に通っているので「塾」や「宿題」に憧れていた娘。自分もお姉さんになった気分になれるんでしょうか。学校の宿題も手を付けない息子に「宿題やりなさい!」と言うたびに「〇〇ちゃんも宿題やりたい!」とやる気満々なのでした。

しかし、年長児に何をやらせていいものか迷っていた時に、こちらの講座の案内をいただきました。本人にやる気が十分すぎるほどあるので、次の魅力は値段です。昨年(2022年)は、全16回で13,200円という破格の設定。これ、算数・国語・英語の3教科分の値段なんです。しかも算数と国語で80分、英語は40分と、なかなかみっちりやってくれます。

1回あたりまさかの825円!? 公文を3教科×4カ月やったらいくらになるんだ…と思うと、当然その後も通ってもらいたいからのこのお値段なんでしょうが、すごいですよね。

ちなみに、今年(2023年)も受付が始まっていますが今年はお値段そのままで回数が8回と半分になっているようです。それでも十分安いけど。校舎によっては申し込みが殺到して抽選になることもあるそうで、このお値段ならそれもそうですよね。

ちなみに娘は、お友達がやっていた公文に憧れて一度公文を始めてみたものの、数か月で母子ともに力尽きて挫折しています。公文やってる人、尊敬します(計算してみたら公文は首都圏だと1教科7700円/月。3教科を4カ月やったら…92,400円でした。お値段の差がすごっ!!)。

どんな内容の授業なの?

1年生からの通塾を見据えて体験授業として通う人が多いようで、そもそも意識の高い人が多くて驚きました!軽いノリで申し込みをしてしまってすみません!というくらい。

「小学生に向けてお勉強の土台作りをしましょう」ということで、まずは学校のように席に座って先生のお話を聞く練習から。実際に授業を覗くことはできませんので保護者会や授業後の説明で聞いた限りとはなりますが、1年生でお勉強するようなひらがな、自分の名前を書く練習から始まり、漢字のワークまでいただきました。

算数は、点つなぎやパズルのようなものから、最後は掛け算の紹介までされていてビックリ。当然、そこで覚えなさい!とかではなくて、小学校ではこういうことをお勉強するんだよ、という紹介のようなものなのですが、塾の方針としてやる気のある子はどんどん先取りさせるということらしくなかなか難しいこともやっていました。