『音楽の日』司会・中居正広はなぜ称賛される? キスマイのハプニングを笑いに変える対応力


中居くんと安住アナのわちゃわちゃも人気のポイント(写真:サイゾーウーマン)

 7月15日午後2時から、TBS系特番『音楽の日2023』が約8時間にわたって生放送される。昨年、体調不良により急きょ欠席した中居正広が、今年は総合司会に復帰するということで、多くの視聴者が注目しているようだ。

「2011年から毎年放送されている同番組で、初回から総合司会を務めてきた中居。しかし、昨年7月14日に急性虫垂炎のため緊急入院し、手術を受けたため、同16日放送の同番組への出演は取りやめとなりました」(芸能ライター)

 そんな中居の司会ぶりは、ネット上で「面白いし上手」「安定してて良い」などと毎回、称賛の嵐に。2年ぶりの長丁場のMCにはより一層の期待が寄せられている。

『音楽の日』平井堅の歌唱中断も冷静に対処する中居正広

「中居の司会が称賛される理由の一つは、生放送ならではのアクシデント発生時、冷静に対処できる点が挙げられるでしょう。例えば、2016年の放送では、シンガー・ソングライター・平井堅が『魔法って言っていいかな?』(16年)を歌唱する際に音響トラブルが発生したのですが、中居の落ち着いた対応は視聴者の間で大きな話題になりました」(同)

 この時、平井のイヤーモニターから音が出ておらず、歌唱を中断。会場が騒然とする中、中居は「いったん確認してからにしましょうか。大事な歌ですから」と提案した上、「大丈夫です! これも編集でバッサリ……あ、これ生放送ですか?」と冗談も口にし、場を和ませた。

「さらに、平井に対しても『カラオケ(音)なしで歌ってたんですか? すごいですね』とフォローしていました。その後は、歌唱の順番を入れ替え、本来、次の出番だった三代目 J Soul Brothersがステージを終えてから、再度平井が歌う……という流れに。ネット上では『すごいな中居くん。プロだわ』『中居くんさすがだね。どんなハプニングがあっても大丈夫そう』などと感心されていました」(同)

『音楽の日』キスマイのハプニングをボケでフォロー

 また、21年3月11日の放送では、中居がジャニーズ事務所のアイドルグループ・Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)をフォローする一幕も。

「この日の生放送会場は宮城県・宮城セキスイハイムスーパーアリーナだったのですが、キスマイのトークパートで、中居が『Kis-My-Ft2の皆さんは震災があった2011年にデビューということで、(結成)10年なんですね』『(被災地である)東北への思いはいかがでしょうか?』と質問。すると、北山宏光が宮田俊哉に『宮っち』とささやくと、宮田は『えっ、僕!?』と驚いた様子を見せました」(スポーツ紙記者)

 ここで、中居が「一回止めまーす。なんすか、今の」とツッコミを入れ、2人に話を聞くと、どうやら“もともと北山が話すはずが、スタッフの指示で宮田になった”というハプニングが起こった模様。全員が混乱する中、中居は「え、横尾(渉)? ここ横尾?」と、別のメンバーの名前を出すといったボケで笑いに変えるなどし、ネット上には「中居くんがすぐ助けてくれて良かった、ありがとう」「中居くんとキスマイが仲良しで楽しそうでうれしい」との声が寄せられた。

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