これも自宅で作れます!軟骨のコリコリ食感が好きな方におすすめ「やげんの焼き鳥」

これも自宅で作れます!軟骨のコリコリ食感が好きな方におすすめ「やげんの焼き鳥」

「鶏肉」を使った料理が得意な筋肉料理人さんのフーディストノート公式連載。今回はやげん軟骨を使った焼き鳥のレシピを教えていただきます。お店で食べるイメージがありますが、これも自宅で作れるうえ、手作りならアレンジも可能。コリコリ食感が好きな方はぜひ試してみてくださいね。

こんにちは、筋肉料理人です。

今日は自宅で作れる焼き鳥レシピをご紹介します。

使うのは、鶏肉の軟骨にあたる「やげん」。おいしい焼き鳥にする裏技的テクニックとともに紹介します!

「やげん」とは?

やげんは、鶏むね肉の先に付いている軟骨のことです。

鶏の軟骨にはやげんの他にひざ軟骨もあるのですが、やげんの方がやわらかでそのまま焼いたり炒めたりして食べられます。ひざ軟骨の方は固めなのでから揚げにすることが多いです。

「やげんの焼き鳥」レシピ

今回は、やげんと鶏むね肉を組み合わせて焼き鳥を作ります。

調理時間

30分

分量

5本分

材料

やげん軟骨…250g

キャベツ…160g

鶏むね肉(皮なし)…50gくらい

片栗粉…適宜

塩…小さじ1/2強

うま味調味料…小さじ1/2

七味唐辛子もしくは一味唐辛子…適宜

(キャベツのたれ)

A ポン酢しょうゆ…大さじ1

A 3倍濃縮麺つゆ…小さじ1

作り方

1. キャベツはザクザクと大きめの角切りにし、太い葉脈は切って食べやすくします。Aのキャベツのたれを混ぜ合わせておきます。

2. 鶏むね肉は1cm弱の厚み、3cmくらいの長さに切り、片栗粉を薄くまぶします。

※これを15個作ります。やげんを串に刺すとき、鶏むね肉を間に挟んでボリュームアップさせます

3. やげんにも片栗粉を薄くまぶします。

※やげんは鶏むね肉の先に付いてた軟骨になるため、軟骨と鶏むね肉がくっついています。焼いたときに鶏むね肉がパサつかないように片栗粉をまぶします。効果抜群です

4. やげんを5等分し、鶏むね肉と一緒に竹串(15cm)で刺します。

※やげん→鶏むね肉→やげん→鶏むね肉→やげんという感じに刺しています



※刺し終わるとこうなります

5. 串で刺したら塩とうま味調味料をふります。

※塩は焼く直前にふります。焼く直前にふることで表面に塩味がのり、塩味を感じやすくなり、これが減塩につながります。ですが、最初はちょうどいい塩分に感じますが、噛んでいると塩分が物足りなくなります。そこで、うま味調味料をふっておくと旨味が残るので、塩気の足りなさを補っておいしく食べられます

6. オーブントースターのトレイにアルミホイルを敷き、焼き鳥をのせて焼きます。オーブントースター1000W(トーストやグラタンを焼くときの火加減)で15分焼きます。

※竹串の持ち手が焦げないよう、アルミホイルを巻いておくといいです

※オーブントースターでは焼き目がつきにくいので、最後に料理用バーナーやコンロの直火で軽くあぶって焼き目をつけると気分が盛り上がります


皿に盛り付けます。別皿にキャベツを盛り、キャベツのたれをかけてできあがりです。




「やげんの焼き鳥」の完成です!

皿の手前に一味唐辛子か七味唐辛子を盛り、焼き鳥に付けながら食べるのが九州北部の焼き鳥スタイルです。

やげんの焼き鳥はやわらかい軟骨のコリコリした食感が特徴、あっさりした塩味でおいしいです。今回はやげんの間に鶏むね肉をはさみ、しかも片栗粉をまぶしているので肉の食感もあります。お店のやげん焼き鳥より食べ応えがあるかもです。

やげんの焼き鳥を食べてはビールを飲み、口直しにキャベツをかじると気分は焼き鳥屋さんです。今日のレシピで作るとおいしいのでお試しください。

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