熱々とろ〜り チーズイン煮込みハンバーグ
とっても美味しいチーズインハンバーグ。そのまま食べるのももちろん美味しいのですが、煮込みハンバーグにアレンジしてみてはいかがでしょうか。時間がかかりそう、難しそうと思われるかもしれませんが、実は簡単にできてしまうメニューです。ふつうのハンバーグのつくり方に、もうひと手間加えるだけなので、2日目以降のアレンジにもよさそうです。
チーズイン煮込みハンバーグのレシピ
【材料】(4人分)
●合いびき肉=700グラム
●卵=2個
●玉ねぎ=1
●片栗粉=大さじ4と1/2
●パン粉=1カップ
●牛乳=20ml
●デミグラスソース=2缶
●ケチャップ=適量
●ピザ用 とけるチーズ=約40グラム
●塩こしょう=適量
●バター=適量
【つくり方】
1.玉ねぎはみじん切りにしておく。
2.肉だねをつくる。ボウルに1、合いびき肉、卵、塩こしょう、片栗粉、パン粉、牛乳を入れて、粘りが出るまでよくこねる。
3.空気を抜きながら、好みの大きさに形を整える。
4.空気が抜けたら、中央にチーズをのせて肉だねでくるむ。
5.フライパンでバターをとかす。完全にとけたら、ハンバーグを並べて中火で焼く。
6.焦げ目がついたら裏返す。裏面も中火で焼き、焦げ目をつくる。
7.両面に焦げ目がついたら、一度フライパンから出し、皿などにおいておく。
8.ハンバーグを焼いたあと、そのままのフライパンにデミグラスソース、水、ケチャップを入れて、ひと煮立ちさせる。
9.8.が煮立ったら、フライパンにハンバーグを戻し入れて弱火でかきまぜながら煮込む。
10.竹串などを刺し、中まで火が通っていることを確認できたら、お皿に盛り付けて完成。
お好みで、上に目玉焼きや半熟卵をのせたり、さらにチーズをプラスしたり、野菜を添えたりしても美味しくいただけます。
【つくるときの注意点】
中火で焼いただけでは、半生になっていることも多いです。最後の煮込みで全体に火を通すのが前提なので、必ずじっくりと煮込んでください。
デミグラスソースは焦げやすいので、必ずかきまぜながら弱火で煮込みましょう。一度焦げてしまうと、元には戻せませんので、要注意です。
【おすすめポイント】
市販のデミグラスソースを使用することで、とても簡単なのに本格的な味わいが楽しめます。最後のトッピングはハンバーグにのせるだけなので、小さなお子さまにもお手伝いをお願いすることができます。卵やチーズ、野菜などいろんなトッピングを用意して、大勢でワイワイ食べるのも楽しそうですね!
はじめての方に最適!簡単にできるチーズインハンバーグ
ここでは、初心者の方でも簡単にできる基本的なチーズインハンバーグのレシピをご紹介します。ポイントの「火かげん」と「チーズの量」そして「粘りが出るまでよくこねる」ことをしっかりおさえておくことで、初心者でも美味しいチーズインハンバーグが簡単につくれますよ!
【材料】(4人分)
●玉ねぎ=1個
●バター=20g(1.で使用)
●合いびき肉=500g
●塩=小さじ1/2
●こしょう=少々
●卵=2個
●パン粉=大さじ4
●牛乳=大さじ2
●中濃ソース=小さじ2
●ピザ用 とけるチーズ=40グラム
●バター=適量(5.で使用)
1.玉ねぎはみじん切りにする。フライパンにバター(20g)をひき、完全にとけたら玉ねぎを入れ、弱火でいためる。全体的にしんなりすればOK。皿の上などで、粗熱を取
2.卵とパン粉、牛乳と中濃ソースを混ぜる。
3.肉だねをつくる。合いびき肉と塩こしょうをボウルに入れ、よくこねる。じゅうぶん混ざったら1と2を入れ、全体的に白っぽくなって粘りが出るまでよくこねる。
4.好みの大きさに肉だねを成形する。中央にくぼみをつくり、チーズを入れ、肉だねでくるむ。
5.バターをフライパンに入れ、弱火でとかす。ゆっくりと成形した肉だねを入れ、弱火でじっくりと両面を焼く。竹串を刺し、全体に火が通ったことを確認できたら中火にし、焦げ目をつける。皿に盛って完成。
【つくるときの注意点】
チーズを入れすぎると、焼いている最中にチーズが流れ出し、フライパンが焦げつく原因に。肉だねでくるみきれる量におさめましょう。上手につくれる自信がなければ、チーズをくるんで焼くのではなく、完成したハンバーグにチーズをのせてレンジで加熱するのもよいでしょう。
【おすすめポイント】
お肉とチーズでしっかり満足できるので、お腹が空いているときはもちろん、成長期のお子さまや、肉体労働などでお疲れの方にも満足度が高いメニューです。定番のデミグラスソースも美味しいですが、トマトソースとの相性もばっちりなので、ぜひお試しください。トマトソースもトマトから手作りすると、野菜も摂取できて一石二鳥ですね。ソースにガーリックなどを入れるのもおすすめです。
チーズインハンバーグを上手につくるコツ
チーズインハンバーグを上手にキレイにつくるためには、あるコツが欠かせません。ここでコツをマスターして、見た目もすてきで食欲がわくようなチーズインハンバーグをつくりましょう!
チーズを入れすぎない
最大のポイントはここです。チーズインハンバーグに、たっぷりチーズが入っていると美味しいですよね。しかし、上記でも述べているように、チーズをつめこみすぎると肉だねの中から溢れ出し、フライパンに焦げをつくってしまうことも。パンにのせるようなスライスチーズよりも、ピザ用チーズの方が、入れる量を微調整できるのでおすすめです。
とにかく、強火は厳禁!
注意点でも何度か述べていますが、とにかく強火は厳禁です。表面だけが焼けてしまい、中まで火が通らないので、せっかくのチーズも固いままでとろけた状態で食べることができません。チーズインハンバーグを美味しく食べたいのなら、とにかく「弱火でじっくり」が鉄則です。
肉だねを分厚くしすぎない
基本的にハンバーグは弱火でじっくりと焼く(または煮込む)ものなので、肉だねを分厚くしすぎると中まで火が通りにくくなります。とくに球体のような形でつくるのはやめておきましょう。
肉だねはよくこねる
ハンバーグの形が崩れるのを防ぐためには、とにかくよくこねておくことがポイントです。「よくこねる」の目安としては、粘りが出て、肉とパン粉、油などが混ざり合って全体的に白っぽく見えるようになるまでです。しかし、ダラダラと長時間こねていると肉が手の熱によって温まってしまい、固い食感になってしまいます。そのため、肉が冷たいうちに短時間でこねきってしまいましょう。
手でこねる力に自信がないという方は、フードプロセッサーを使うのもおすすめです。ただし、フードプロセッサーは粉砕力にすぐれているため、かけすぎには要注意。ふわふわしすぎて、ハンバーグとは思えない食感に仕上がってしまいます。玉ねぎや合いびき肉などの食感をある程度残したい場合には、最後の方にかけ、短時間で終わらせましょう。ただし、高齢者の方や小さなお子さまならば、フードプロセッサーにかけたふわふわのハンバーグのほうが、もしかしたらスムーズに食べてもらいやすいかもしれません。
温め直しをするときに意識したいこと
ハンバーグを冷蔵庫などで保存し、翌日食べたい場合、そのままレンジにかけてしまうと、硬くパサパサになってしまいます。
おすすめは煮込みハンバーグにしてしまうことです。煮込むのが手間であれば、デミグラスソースやレトルトカレーと一緒にラップをかけて電子レンジでチンすると、ジューシーな煮込み風ハンバーグになります。または、ホイルに包んでオーブンで温めるのもよいでしょう。
まとめ
チーズインハンバーグを美味しくつくるためには、チーズを入れすぎないこと、弱火で焼くこと、そして肉だねをよくこねて、成形する際には分厚くしないことがとても大切です。これらのポイントをしっかりおさえたチーズインハンバーグなら、必ず美味しく仕上がるでしょう。