幼稚園生の長女と生後2カ月の次女の育児中、突然の頭痛に悩まされた妻。歩くのもつらいほどの頭痛で近所の病院で薬を出してもらいましたが、一向に良くならず、我慢の限界を迎えた妻は総合病院に行くことを決意します。そこでCTをとってみると、病気が判明。妻は、脳の血管が血栓によって塞がれていたことが原因による「脳静脈洞血栓症」という病気を発症していました。妻は即入院が決定。しかし夫はまったく心配してくれませんでした。
みんなが困るんだよ!
脳静脈洞血栓症(のうじょうみゃくどうけっせんしょう)で入院することになっても、「大丈夫?」のひと言もなく、まったく心配してくれない夫。
しかしそれは今に始まったことではありませんでした。
次女の妊娠中に食中毒を起こしてひどい下痢と嘔吐に襲われたときも、夫はのんきにビールを飲んで寝ていたのです。
そのことを思い出していた妻は……。
入院した翌日トイレに行こうとすると、足の運びがおかしく、普通に歩けなくなってしまった妻。
検査の前に病院に来てくれた夫にそれを伝えますが、心配してくれるどころか「さっさと治療済ませて退院してくれよな」と言われてしまう始末でした。
その後、検査を行ったのですが、妻はふらふらになってしまいました。
病室に帰ってきた際もうまく歩けず、ベッドに倒れてこんでしまいます。
そんな妻の姿を見て、夫は大笑い。
看護師さんはそれをたしなめるように、妻の状態を夫に伝えますが、まったく意にも介せず、夫は仕事に戻っていきました。
◇ ◇ ◇
病気を治療中の妻を笑うとは、なかなかひどいですね。
そんな様子を見ていた、看護師さんも引きぎみです……。
きっと、夫さんはそこまでひどい症状だと実感できていないのではないでしょうか。
歩行も困難な妻なのですから、妻に一大事が起きているかもしれないという危機感をもってほしいと思ってしまいますよね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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