【長野県東御市】箕浦敬子氏の企画展「REIMEI 〜黎明〜」、A COURTYARDにて開催中

REIMEI展 メインビジュアル

書家、アーティスト・箕浦敬子氏の企画展「REIMEI 〜黎明〜」がSIROCCOが運営するギャラリー・セレクトショップ「A COURTYARD」にて7月15日(土)~8月15日(火)の期間開催中だ。

箕浦敬子氏の企画展「REIMEI 〜黎明〜」について

展示作品イメージ

展示作品イメージ

同展は、箕浦敬子氏の《文字と色の世界》の融合美、そして同氏の「揺れる、透ける、触れる」というテーマより再構成、閲覧者が作品の透明感や揺らぎなど、五感で感じられる淡い色彩と光の空間の中に演出。

展示空間は、東京都内で長く続く表具師の協力の元、通常より大きな和紙達などで構成されている。

展示作品イメージ

「REIMEI 〜黎明〜」は、古く、1200年のかな文字の歴史と伝統美を尊重しつつ、そのたおやかで繊細な美を新たな視点で魅せる実験、提案の場の位置付けとなっている。

また、展示作品は一部販売も行われている。価格は会場で聞いてみよう。

箕浦敬子氏コメント

箕浦敬子氏は、『ひらがなは、平安時代に漢字というお母さんから産声をあげました。プライベートな手紙や日記、和歌を書くための仮の文字です。仮だからこそ自由でいられました。仮名は、自由な美意識の宝庫です。その宝庫に、紫根、ログウッドなどの草木を染めました。「色と一緒に、かな文字を記憶に残す」かなの新しい夜明けです。今回は浅間山の麓でそよぐ和紙衣をイメージにしました。今回、私は書の新しいスタイルに挑戦しています。日本のひらがなを、これからも続く美しい日本の景色と一緒に記憶に残していただけたら幸いです。春過ぎて 夏来にけらし白妙の 衣干すてふ 天の香久山 百人一首 二番』とコメントしている。

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