関ジャニ∞の冠番組『あとごじ』、松本まりか出演回に視聴者から厳しい意見寄せられたワケ


松本まりかに翻弄されていた関ジャニ∞メンバー(写真:サイゾーウーマン)

 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。7月24日深夜の放送では、女優・松本まりかをゲストに迎え、関ジャニ∞メンバーとアドリブドラマに挑戦した。

 松本が主演・脚本・監督を担当したドラマのタイトルは「闇カジノ」。松本、横山裕、丸山隆平、安田章大、大倉忠義が一攫千金を狙う5人の男女を演じ、村上信五は別室でその様子をモニタリングすることに。

 物語の舞台は、タイトルにもある通り、大金を得ることができる闇カジノ。丸山演じる“松下”は、根っからのギャンブラーで、ただスリルが欲しくてやってきたという。一方で、サラリーマンの横山は、使った金を補填しようカジノで儲けようとしていた。そのほか、安田扮する売れないバンドマン“不透明ジュン”は借金返済、大倉は学生時代にいじめられた相手に復讐すべくヒットマンを雇うため、そして松本は、父親の手術代を稼ぐためと口では言いながらも、整形費用を稼ぎたいという目的があった。

 なお、ドラマの撮影前、「関ジャニ∞のアドリブがすごく重要なので、どんな面白いアドリブをしてくれるのか楽しみたいと思っております」と語っていた松本。その言葉通り、カジノでのゲームが始まる前のシーンで、4人にどんどん質問していく。

 ほかのメンバーがキャラクターに沿った自己紹介を無難にこなしていく中、松本だけでなくメンバーからも質問攻めにあったのは、バンドマン役の安田。横山から「(活動)名義なんやったんすか?」と聞かれ、しどろもどろになりながら「不透明ジュン」と答えたが、「どんな歌、歌われていたんですか?」とさらに追い討ちをかけられ、その場のアドリブで歌うはめに。

 意を決して立ち上がり、アカペラで「黒と白どっちを好き? 黒と白どっちがフキ?」と歌い始める安田。「好き」を「フキ」と噛んでしまったため、横山から「素人の僕が言うことじゃないかもしれませんが、『好き』が『フキ』に聞こえるようじゃ、辞めたほうがいいんじゃないですかね……」と厳しい言葉を投げかけられた。

 その後、5人は「限定ババ抜き」で対戦。ルールは通常のババ抜きと同じだが、手札はそれぞれ2枚、または3枚しかなく、最初に抜けた者には賞金1億円、2番目には5,000万円、3番目には500万円、4番目は0円、そして最後までジョーカーを持っていた者は、全員分の賞金1億5,500万円を支払わなければならないという。

 ゲーム中は、「大倉は緊張のあまりアゴを突き出している」「横山の目が泳ぐどころの騒ぎではなかった」「不透明ジュンは、緊張すると出てしまう貧乏ゆすりが激しく出ていた」など、ナレーションの指示に従って演技する一同。最終的な順位は、1位松本、2位大倉、3位丸山、4位安田となり、最後までジョーカーを持っていたのは、横山という結果に終わった。

 ここで第一幕が終了し、松本の指示で一旦村上がいるモニタリングルームに戻された4人。そして、第二幕開演前に呼び出されたのは、安田ただ1人。これには安田も「どういうこと?」と困惑。

 そんな中始まった二幕は、ある部屋へと舞台を移し、カジノで知り合った不透明ジュンと松本が恋に落ち、結婚を考える恋人関係になっていたという意外な展開へ。しかし、2人にとってあの闇カジノの体験は忘れられないものとなり、その後の人生に大きな影響を与えてしまったという。

 そして、松本が冷蔵庫の中を覗き込み、プリンがないことに気づくと照明が暗くなり、まるで大事件が起きたかのような仰々しい雰囲気に一変。松本が「私が楽しみにしていたプリンがなくなっている。犯人は一人しかいない」という心の声とともに無言で安田を睨みつけると、視線を察知した安田は緊張のあまり激しい貧乏ゆすりをし、「黒と白どっちが好き? 黒と白どっちがフキ?」と、例の歌を歌い始めた。

 これに松本は「どうしよう。たまらない。このスリル。最高!」と心の声を漏らし、「あの時、あの場にいた人間たちは、あの強烈な体験のせいで相手の心理の読み合いをしないと興奮しない体になってしまったのだ」というナレーションと共に、恍惚とした表情で安田に近づいていく。

 その松本の姿に、横山は思わず「わー、悪女の顔してるで」とツッコミ。そして、松本と安田が笑顔で見つめ合ったところで終演のブザーが鳴り、ドラマは幕を閉じた。

 安田は「一度も経験したことのないミステリアスな世界観でしたよ」と撮影を振り返り、横山は「可愛い部分も垣間見れたし、怪演みたいなのも見れたし。いろんな表情が見れたんじゃないかと思います」と、松本の引き出しの多さを称賛したのだった。

 放送終了後、ネット上では「独特な世界観で面白かった〜」「ヤスくんの『どっちがフキ?』で深夜に吹いた」「クセの強い心理戦に笑った。 コメンタリーも楽しみです」などの反響が続出。

 ただ、アドリブ劇といいながら、ババ抜きのシーンでは、ナレーションで展開を誘導していたこともあり、一部視聴者からは「今回ナレーション入るからアドリブ感はないな……」「台本あるようなもん」「ナレーションで操られるのはつまらん」と、厳しい意見も寄せられていた。

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サイゾーウーマン
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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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